つくみず、浅井音楽のエッセイ集でイラストを担当 装画や挿絵30枚
「少女終末旅行」「シメジ シミュレーション」のつくみずが、本日12月19日に発売された浅井音楽のエッセイ集「しゅうまつのやわらかな、」で装画を手がけた。
「しゅうまつのやわらかな、」は臨床心理士である浅井による書き下ろしエッセイ。「小さなころの夢は石になることで、いま夢みるのも石になること。もの言わず、もったりと、ただそこにあるだけのものでありたい。」と言葉が綴られる「石の日」、「……きっと、何者にもなれない。そんな言葉を聞いて、煮物にもなれない、と思った。何者にもなれない、という十の音のつらなりは、その九つを煮物にもなれないが占める。」という書き出しの「煮物にもなれない」など、全24編が収められている。つくみずは装画のほか、本文の挿絵30枚も手がけた。書籍はタイトルや著者名の部分が箔押しになっている。