河部真道原作によるNetflix映画「Demon City 鬼ゴロシ」が2025年2月27日に世界独占配信される。そのキャスト、スタッフが解禁された。
「Demon City 鬼ゴロシ」の原作は、2020年から週刊漫画ゴラク(日本文芸社)で連載され11月に完結を迎えたばかりの「鬼ゴロシ」。妻と子供を殺害した後、拳銃で自らの頭を撃ち抜き自殺を図ったとされる殺し屋・坂田周平を主人公に描く復讐譚だ。脳を損傷し医療刑務所に収監された坂田だが、実は無実であり、15年後に廃人さながらで出所する。そんな彼がとある出会いをきっかけに、体の機能が回復したことから物語は動き出す。
坂田役で主演を務めるのは生田斗真。坂田の仇敵で、新条市を裏で牛耳る組織“奇面組”のメンバーには尾上松也、東出昌大、高嶋政伸、田中美央が名を連ねた。尾上が日本初の本格カジノを備えたリゾート施設の建設を計画する新条市市長・春原龍役、東出が内に秘めた変態性を隠し坂田の娘を愛娘のように育てるセキュリティ会社社長・伏勘太、高嶋が新条警察署捜査一課の刑事・篠塚孝太郎、田中が麻薬売買に関わる地元クリーニング会社社長・竹本誉を演じる。
さらに坂田の娘・りょう役には當真あみが決定。坂田の古くからの相棒・藤田晶役を駿河太郎、坂田の目の前で銃殺された妻・葵役を木竜麻生、新条市のヤクザである河野組組長・河野春夫役を竹中直人、交番に勤務する傍ら情報屋も生業とする滝川祥史役を音尾琢真が務める。
映画「メランコリック」で知られる田中征爾が監督・脚本を担当する。原作者の河部、主演の生田、監督の田中からはコメントも到着。河部は「ネットフリックスといえば、テレビでも映画館でも見られないハウス・オブ・カードやナルコスのような最上級の映像作品が生まれる場所でした。日本にネットフリックスがやって来るのを待ちに待った日々を今でも思い出します」と作品が配信されるNetflixへの思いを綴る。続けて「そのネットフリックスで、新進気鋭田中監督、生田さん尾上さん東出さんをはじめとした豪華なキャストの映画になると伺っております。非常に楽しみです。読者の皆様もともに刮目して見届けていただければ幸いです」とメッセージを送った。
河部真道(原作)コメント
ネットフリックスといえば、テレビでも映画館でも見られないハウス・オブ・カードやナルコスのような最上級の映像作品が生まれる場所でした。日本にネットフリックスがやって来るのを待ちに待った日々を今でも思い出します。そのネットフリックスで、新進気鋭田中監督、生田さん尾上さん東出さんをはじめとした豪華なキャストの映画になると伺っております。非常に楽しみです。読者の皆様もともに刮目して見届けていただければ幸いです。
生田斗真(坂田周平役)コメント
Netflix映画「Demon City 鬼ゴロシ」に出演させていただきます。
セリフほぼなし。 全ての感情をアクションで表現しなければならない難役をいただきました。
尖ってるぜ、ネフリ! 面白いはずです。
だってこんなに体張ったんだから。
田中征爾(監督・脚本)コメント
いち観客としても大好きな「復讐+バイオレンスアクション」というジャンルに挑戦できたこと、本当に嬉しく思います。原作「鬼ゴロシ」の世界観と強烈なインパクトを継承しつつ映画ならではの物語をどうクリエイトするのか、スタッフやキャストの皆さんと喧々諤々の議論を経て、ようやく完成しました。主演の生田さんの繊細な演技と圧巻の身体表現、それはそれは見事で、現場で感動しきりでした。全てのキャラクターが本当にオリジナリティと実在感に溢れており、Demon Cityという街を豊かに彩ってくれました。お楽しみに!
Netflix映画「Demon City 鬼ゴロシ」
Netflixにて2025年2月27日に世界独占配信
スタッフ
原作:「鬼ゴロシ」河部真道(日本文芸社)
監督・脚本:田中征爾(「メランコリック」)
エグゼクティブ・プロデューサー:佐藤善宏(Netflix)
プロデューサー:政岡保宏、澤岳司
ラインプロデューサー:尾形龍一
撮影:加藤航平
照明:志村昭裕
録音:根本飛鳥、島津未来介
美術:安宅紀史
アクション監督:谷本峰
キャラクタースーパーバイザー:橋本申二
スタイリングディレクター:エンドウヨシキ
特殊メイク・特殊造形デザイン:百武朋
編集:堀善介
VFXスーパーバイザー:前川英章
カラリスト:石山将弘
リレコーディングミキサー:浜田洋輔
助監督:高土浩二
制作プロダクション:アミューズ、デジタル・フロンティア
製作:Netflix
キャスト
生田斗真、東出昌大、田中美央、當真あみ、駿河太郎、木竜麻生、竹中直人、音尾琢真、高嶋政伸、尾上松也
※高嶋政伸、高土浩二の高ははしご高が正式表記。