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ドラマ「秘密」貝沼清孝はMRI捜査技術の開発者に、國村隼が担当 岡部役は高橋努

清水玲子原作によるドラマ「秘密~THE TOP SECRET~」のティザー映像が公開。國村隼、高橋努の出演も決定した。

國村は貝沼清孝役を担当。貝沼は原作では主人公・薪に助けられたホームレスの男性だが、ドラマでは大学教授で第九のMRI捜査技術を開発した“脳科学の権威”という、オリジナルの設定で登場する。高橋は薪たち第九を支える捜査員・岡部靖文役を演じる。岡部は捜査一課でノンキャリアの叩き上げ刑事だったが、ある特命を受け第九に配属されることとなる。國村、高橋からはコメントが到着した。

「秘密~THE TOP SECRET~」は、科学警察研究所の法医第九研究室・通称“第九”を舞台に、室長・薪剛と、新米捜査員・青木一行が、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて事件の真相に迫るヒューマンサスペンス。薪が亡き親友であり同僚だった鈴木克洋にうりふたつの青木と出会い、難解な事件を調査する中でかけがえのないバディとなっていく。薪役は板垣李光人、青木役と鈴木役は、中島裕翔が一人二役で演じる。

國村隼(貝沼清孝役)コメント

脚本を読んで思ったのが「コンセプトがとても面白いな」と。今まで考えようもなかった捜査方法で、倫理的にいいのか、自分は問題を解決しているのか、という主人公の葛藤などいろいろな要素がある。今までに並ぶもの、似たものがない、非常にオリジナリティーがある物語だと思いました。脚本は佐藤嗣麻子さんで、さまざまな要素が詰まった、読み物として面白い脚本だなと思いました。逆に撮る側の苦労は有りそうだなと。自分自身、貝沼という人物にとても惹かれました。一体この人はなぜこうなったのだろう、実際にこんな人がいたら恐ろしくもあり、また興味も尽きない。貝沼は脳科学者で自分自身を含めて、人間としての存在を「脳」でとらえていると思います。薪に対してというより薪の脳の中にあるあらゆる才能を、厳密に言うと薪の脳に対して特別な感情を抱いている、そういう人物なのですね。彼の興味は脳の中身にしかない。だからMRIを開発したのでしょう。
そんな複雑な登場人物たちを描くために、撮影現場では通常のドラマの撮影の中にMRI映像の(登場人物の主観)撮影が有ったりするので、現場ではともすれば混乱しそうになります。撮影はシーンごと交互に進行するため、時には「あれ?」なんて事も起こったりして。こんな感じで撮影されていますが、完成し整理された映像は視聴者の方に楽しんでいただけると思います。このドラマは今までにない楽しみ方ができる作品になると確信しています。

高橋努(岡部靖文役)コメント

オファーを受けてから原作を読みましたが「(岡部は)オレじゃん」と思いました、特に顔が(笑)。原作は読み進めるのが楽しくて、ドキドキしながら読みました。最初はこの原作をどうやって脚本にするのかと思いました。しかし原作をイメージしやすい脚本になっていて、すごく面白いです。原作の岡部ファンがいたとしたら裏切りたくないなと。誠実さとチャーミングさを兼ね備えた岡部をしっかり演じたいと思います。岡部は捜査一課のエリートでとにかく事件を追う・解決するところに重きを置く誠実さや、実直さがあると思っています。被害者を思う、「愛」を持ったキャラクターなので「愛」を持って演じたいと思います。板垣さんと中島さんの2人との初日では、漫画からそのまま出てきたようだなと思いました。2人に出会うシーンがありましたが、2人ともイケメン過ぎて……。輝いていました。
脳の記憶は全て「過去」のもの。しかしこの作品は「未来」に向かっていると思っています。脳のMRI映像だけではなく、苦しんでいる人たちがたくさん出てきますが、未来に向かって進んでいる、人生を歩んでいる。薪がまさにそうだと思います。物語が終わった後に前向きになれたらいいなと。作品を通して視聴者が薪を応援してくれたら前に進めるんじゃないかと。そのうちの何人かは岡部を応援してくれたらいいなと思っています。

「秘密~THE TOP SECRET~」

カンテレ・フジテレビ系全国ネット「月10ドラマ」枠:2025年1月20日(月)より毎週月曜日22:00~22:54

スタッフ

原作:清水玲子「秘密-トップ・シークレット-」「秘密 season0」(白泉社「メロディ」連載)
脚本:佐藤嗣麻子
音楽:小島裕規“Yaffle”
演出:松本佳奈、宝来忠昭、根本和政、稲留武
プロデューサー:豊福陽子、近藤匡、近藤多聞
制作協力:C&Iエンタテインメント
制作著作:カンテレ

出演

板垣李光人、中島裕翔、門脇麦、高橋努、國村隼 ほか