戦争が、少女を女性狙撃兵にする「同志少女よ、敵を撃て」鎌谷悠希マンガ版1巻

「同志少女よ、敵を撃て」1巻(帯付き)

鎌谷悠希「同志少女よ、敵を撃て」1巻が、本日12月11日に早川書房から発売された。

「同志少女よ、敵を撃て」は、第二次世界大戦中にソヴィエト連邦の女性狙撃兵となった少女・セラフィマの物語。暮らしていた村がドイツ軍に襲われ、セラフィマは両親も故郷も失う。絶望する彼女に追い打ちをかけるように、味方であるはずの赤軍の女性兵士イリーナは「ドイツ軍による収奪を防ぐため」と村を焼き、戦うか死ぬかの選択をセラフィマに迫る。セラフィマの中の悲しみは怒りへ、そして殺意へと変わり「ドイツ軍もあんたも殺す」と宣言。自分の敵を討つため、セラフィマは戦場への一歩を踏み出す。原作は2022年本屋大賞を受賞した逢坂冬馬の小説で、コミカライズ版は速水螺旋人が監修を務めている。

購入特典として、アニメイトでは監修担当・速水によるミリタリー描写解説リーフレットを、紀伊國屋書店新宿本店、ジュンク堂書店池袋本店、ブックファースト新宿店では限定のイラストカードを配布。早川書房の公式サイトでリストが公開されている「購入者特典配布店舗」では共通イラストカードが付属する。またサイン入り色校が抽選で1人に当たるプレゼントキャンペーンも開催。早川書房のWebマンガサイト・ハヤコミの公式Xアカウントをフォローの上、指定のハッシュタグを付けて感想をポスト行うことが応募条件だ。締め切りは2025年1月19日。特典やキャンペーンの詳細は、公式情報を確認してほしい。