本当にあった笑える話が休刊、23年の歴史に幕 ぶんか社の女性向け実録コミック誌

本当にあった笑える話最終号となる2025年1月号。

本当にあった笑える話(ぶんか社)が休刊。本日11月29日発売の2025年1月号で最終号を迎え、23年の歴史に幕を下ろした。

同誌は2001年に誕生。当初「みこすり半劇場」増刊として発行されていたが、2004年に独立創刊される。ファミリー誌として、2014年休刊の別冊本当にあった笑える話、2022年休刊の本当にあった笑える話スペシャル、2023年休刊の本当にあった笑える話Pinky(すべてぶんか社)も存在。コンビニ廉価コミックスも展開していた。

雑誌の掲載作品の傾向は、作家の実体験を描いた“コミックエッセイ”と、読者から寄せられた体験談をテーマごとに笑える4コママンガにする“読者投稿4コマ”。桜木さゆみ桜木さゆみのなぐさめてあげるッ♥」、流水りんこ「インド夫婦茶碗」、沖田×華「毎日やらかしてます。」、新井祥「性別が、ない!」などが代表作に挙げられる。

各作品の連載は、最終号を以て終了。読者投稿作品は、毎月30日発売のコンビニコミック・ちび本当にあった笑える話(ぶんか社)や増刊誌に掲載していく。投稿も専用の投稿フォームから継続して受け付ける。