梶裕貴の声優活動20周年を記念した音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」の一環として開発された公式音声合成ソフトウェア「梵そよぎ(そよぎそよぎ)」が、本日11月21日にリリースされた。
「そよぎフラクタル」とは、音声合成ソフトウェア「梵そよぎ」を軸に展開するキャラクタープロジェクト。梶が「プロアマ問わず、面白いものを作りたいと思った人が、しがらみなく、気の合う仲間と好きなものを作れる場所づくりをしたい」と考え、自らが企画を立案した。
「梵そよぎ」では、梶の声をベースに高精度な音声合成を実現した。CeVIO AI版とVoiSona版があり、CeVIO AI版には梶の声で歌わせることができるソングボイスと、しゃべらせることができるトークボイスをラインナップ。さらにそれぞれのエディタを加えたソングスターター、トークスターターも登場した。CeVIO AIの姉妹ブランド・VoiSonaからは、同等の音が出るソンボイスライブラリ、トークボイスライブラリが販売される。
なお「梵そよぎ」開発にあたっては、4月11から5月31日までクラウドファンディングを実施。目標金額1000万円に対し、3419万7702円と、達成率341%の支援を集めた。梶は「これから、より多くの皆様が『梵そよぎ』の声に触れ、この世に新しい作品を生み出してくださるのだと思うと、ワクワクが止まりません!」とコメントしている。
梶裕貴コメント
プロジェクト立ち上げから三年。本格始動から一年。そして、クラファン開催から半年──。いよいよ、音声合成ソフト『梵そよぎ』を皆様にお届けできるタイミングがやって参りました! これから、より多くの皆様が「梵そよぎ」の声に触れ、この世に新しい作品を生み出してくださるのだと思うと、ワクワクが止まりません! ソフト発売日である本日が、いわゆる「梵そよぎ」の誕生日。本当の意味でのプロジェクトスタートだと思っております。ぜひこれから一緒に、誰も見たことのないフラクタルを創っていきましょう!