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杉本亜未「ファンタジウム」の続編「ラスベガス編」を制作するためのクラファン開始

杉本亜未「ファンタジウム」の続編となる10巻「ラスベガス編」を制作するためのクラウドファンディングが、本日11月20日にスタートした。

「ファンタジウム」は、天性の才能を持つ少年マジシャン・長見良の物語。モーニング・ツー、Dモーニング(ともに講談社)にて2006年から2015年まで連載され、単行本は9巻まで刊行されている。「ラスベガス編」は200ページ前後の想定で、制作期間はプロジェクト終了から約1年間を予定。

また杉本はクラウドファンディングのページにて「『ファンタジウム』の主人公、長見良はディスレクシア(読み書き障がい)です」「ディスレクシアの天才少年が人々を変え、自分の人生も変える物語」と説明。「10巻【ラスベガス編】によって読者を励まし、人生が少しでも良い方に変わるような経験になればと思っています。そして、ディスレクシアの認識が深まり、総ての人が適正なケアを受けられることを願っています」と締めくくった。

クラウドファンディングの目標金額は300万円。リターン品には10巻に加え、ミニキャンバスやトートバッグ、アクリルスタンド、複製原画、特典ブック、杉本との交流会などが用意されている。