「はたらく細胞」片岡愛之助やFukase演じる細菌が大暴れ、新場面写真が到着
清水茜原作による実写映画「はたらく細胞」の新たな場面写真が公開された。
場面写真に収められたのは細菌が大暴れする姿。片岡愛之助演じる肺炎球菌、新納慎也演じるの化膿レンサ球菌、小沢真珠演じる黄色ブドウ球菌、Fukase演じる謎のキャラクターが確認できる。武内英樹監督からは、それぞれのキャスティング経緯や実際に演じてみてもらっての感想が到着した。武内監督のコメントは以下に掲載する。
12月13日に公開される「はたらく細胞」。上記のキャストのほか、永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、マイカ・ピュ、加藤清史郎が出演する。
武内英樹監督コメント
片岡愛之助について
キャスティングの経緯
片岡さんの方から「武内監督とまた一緒にやりたい」と言ってくださったんです。ただ、「次は『はたらく細胞』をやります」とお伝えしたものの、その時点で配役はほぼ決まっており、細菌の役しか残っていない。片岡さんは、「それでもいいから参加したい!」とおっしゃってくださったんです。
実際に演じてもらって
細菌役は素顔がわからなくなるほど本格的なメイクや衣装を纏うことから、「私にはしっかり片岡さんとわかりますが、誰が演じているのかわからなくなってしまうという懸念が……。片岡さん、今ごろ後悔していないかなと、ちょっと心配しています(笑)
新納慎也について
キャスティングの経緯
新納さんはクネクネした動きが得意そうだったので、ちょっとフェミニンな雰囲気を醸し出す粘着性キャラに振ってみました。何とも言えないネトっとした感じがCGとすごく相性が良く、うまく馴染んでいたと思います。
実際に演じてもらって
たぶん新納さんは、完成した時の映像を予測しながら演じていたんじゃないでしょうか? 私が演出したドラマ「ルパンの娘」以来の参加でしたが、実に思い切りのいい素晴らしい俳優さんだなと思いました。
小沢真珠について
キャスティングの経緯
「翔んだ埼玉」でぶっ飛んだ役をやっていただいたんですが、原作の黄色ブドウ球菌を観た時、「この役は彼女しかいない!」と直感で決めました。
実際に演じてもらって
お子さんが原作漫画の大ファンらしく、教育にも役立つからぜひやりたいと。ただ、オファーしたのはいいけれど、片岡さん同様、奇抜なメイクと衣装で誰なのかわからくなる心配がありました。でも小沢さんに関しては、「あ、小沢さんだ!」ってすぐにわかってしまうところがすごいなと思います。
Fukaseについて
キャスティングの経緯
Fukaseさんが殺人鬼を演じた「キャラクター」を観て、彼の中にあるなんとも言えない“切なさ”に惹かれるものを感じたので、ぜひご一緒したいと思っていました。今回の役は、人間の命を脅かす細胞たちの最強の敵。“狂気”と“悲しみ”が同居するようなキャラクターにしたかったですが、真っ先に思い浮かんだのが彼の顔でした。
映画「はたらく細胞」
2024年12月13日(金)公開
スタッフ
原作:清水茜「はたらく細胞」(講談社「月刊少年シリウス」所載)、原田重光・初嘉屋一生・清水茜「はたらく細胞BLACK」(講談社「モーニング」所載)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
製作:映画「はたらく細胞」製作委員会
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:ワーナー・ブラザース映画
キャスト
赤血球:永野芽郁
白血球:佐藤健
漆崎日胡:芦田愛菜
キラーT細胞:山本耕史
NK細胞:仲里依紗
マクロファージ:松本若菜
ヘルパーT細胞:染谷将太
新米赤血球:板垣李光人
先輩赤血球:加藤諒
武田新:加藤清史郎
血小板:マイカ・ピュ
肝細胞:深田恭子
肺炎球菌:片岡愛之助
化膿レンサ球菌:新納慎也
黄色ブドウ球菌:小沢真珠
?????:Fukase(SEKAI NO OWARI)
漆崎茂:阿部サダヲ
好中球先生:塚本高史
外肛門括約筋:一ノ瀬ワタル
神経細胞:DJ KOO
(c)清水茜/講談社 (c)原田重光・初嘉屋一生・清水茜/講談社 (c)2024映画「はたらく細胞」製作委員会