高松美咲が、森見登美彦「恋文の技術 新版」の全面帯にイラストを描き下ろした。このイラストを使ったシールが当たるキャンペーンも実施されている。
2009年に刊行された「恋文の技術」。京都から能登の実験所に飛ばされた大学院生の主人公が恋文の上達に向けて奮闘するさまが、全編書簡体で展開される。富山出身で、代表作「スキップとローファー」では石川県珠洲市を舞台の1つとして描いている高松。「恋文の技術」について「守田くんの皮肉っぽさと迷走っぷりにクスリ。読後はなんとも爽やか!」とコメントも寄せた。
高松が手がけた全面帯は期間限定。裏表紙や折り返しにも高松のイラストがちりばめられた。ポプラ社文芸編集部のXアカウントおよびポプラ社文芸書のInstagramアカウントでは、このイラストを使ったシールが抽選で30人に当たる感想投稿キャンペーンを開催している。