「『鬼滅の刃』柱展」明日開幕!高さ約5mの壁を原画が埋め尽くす、無限城落下も再現

「アニメ『鬼滅の刃』柱展 -そして無限城へ-」より「柱-個性」の展示エリア。(c)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

吾峠呼世晴原作によるTVアニメ「鬼滅の刃」の展示イベント「アニメ『鬼滅の刃』柱展 -そして無限城へ-」が、東京・TODA BUILDING内のCREATIVE MUSEUM TOKYOで明日11月2日に開幕。これに先がけ内覧会が行われた。

「アニメ『鬼滅の刃』柱展 -そして無限城へ-」は、鬼殺隊最高位である“柱”にフォーカスした初めての大規模展示イベント。2019年の放送開始から約5年間に描かれた原画などの資料が集結している。また約1200平米、天高5mの大空間かつ電源が多数配置されているという会場の特性を活かし、巨大な立体物、映像を交えた展示で柱たちの勇姿を振り返れる。

来場者が最初に訪れる展示スペース「柱-結集」では、水柱・冨岡義勇、蟲柱・胡蝶しのぶ、炎柱・煉獄杏寿郎、音柱・宇髄天元、恋柱・甘露寺蜜璃、蛇柱・伊黒小芭内、風柱・不死川実弥、霞柱・時透無一郎、岩柱・悲鳴嶼行冥の姿を捉えた迫力あるアニメ映像を上映。行灯が置かれる和のセットの奥に映像が投影されており、早速イベントへの没入感を高めてくれる。

続く展示「柱-個性」では9人の柱それぞれの姿がデザインされた大きな9つの展示が来場者をお出迎え。パネルには柱たちの人物像を紹介する文章が書かれているほか、彼らの活躍シーン、各々の“呼吸”使用シーンの映像も併せて楽しめる。また来場時に配布される柱のイラストがデザインされたカード・柱札を使ったコンテンツも用意。柱札のQRコードを読み取ることで、柱札に描かれている柱がほかの柱を紹介する音声を展示と一緒に聴くことができる。

等身大の柱のパネルが並ぶのは「柱-身体」のコーナー。パネルの前には各種資料から再現されたそれぞれの日輪刀の柄部分が並ぶ。一際ゴツゴツとした悲鳴嶼行冥の日輪刀など柄からも個性を感じ取れる。同じエリアには「柱-言葉」の展示も配置。壁を埋め尽くす柱たちの場面カットの前に置かれた機械に柱札をかざすと、柱札に描かれている柱の名台詞を聴くことができる。また頭上にも煉獄杏寿郎の「うまい!」など、名台詞が書かれたパネルがズラリと吊り下げられた。

「柱-表情」のエリアは柱の表情が描かれた1000枚以上原画が埋め尽くす圧巻の空間。高さ約5mの壁面にもびっしりと原画が並べられ、天井からも原画が吊り下げられた。表情にフォーカスして選ばれた原画からは、その時々の柱の感情を感じられる。貴重な絵をじっくり楽しむのはもちろん、そのまま残されている制作時のメモ書きにも目を向けてみては。

続くエリア「柱-躍動」では、原画から切り取られた柱たちの姿をパネルで展示。アクションシーンで刀を振るう柱たちの姿が、連続した複数のパネルで表現された。縦にも横にも広い展示スペースを活かして、頭上にもパネルが吊り下げられており、縦横無尽に躍動する柱の姿を真近で楽しめる。

「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」が3部作で制作されることが決まっているアニメ「鬼滅の刃」。今回の展示イベントでも無限城に関連した展示がラストを飾る。振動、風、音、さらに3面のモニターと足元に映し出されるプロジェクションマッピングの映像で「柱稽古編」最終話の落下を表現。来場者を無限城へと誘うと、続くエリアでは展示スペースをまるまる使って再現された無限城が現れる。ここまでの展示スペースから一変し、足元はいきなり板張り廊下に。行燈や階段、障子を模した立体物、でこぼこに突き出した壁など、無限城を全身で感じられる。

そのほか展示エリアの外には、「鬼滅の刃」グッズがズラリと並ぶ広いショップや、コラボメニューを提供するカフェも併設。展示エリアと同じ階に位置するため、展示の感動冷めやらぬまま作品世界を表現したメニューも楽しめる。

「アニメ『鬼滅の刃』柱展 -そして無限城へ-」は明日11月2日から2025年3月2日(日)まで約3カ月にわたって開催。チケットは日時指定制で、11月分・12月分が現在販売されている。

「アニメ『鬼滅の刃』柱展 ーそして無限城へー」

会期:2024年11月2日(土)~2025年3月2日(日)10:00~20:00(最終入場19:30まで)
会場:東京都 CREATIVE MUSEUM TOKYO