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踊り以外はすべてが不器用、少年は能の世界へ導かれる サンデー新連載「シテの花」

壱原ちぐさの新連載「シテの花 -能楽師・葉賀琥太朗の咲き方-」が、本日10月16日発売の週刊少年サンデー47号(小学館)で開幕した。監修は宝生流二十代宗家の宝生和英が担当している。

ダンスボーカルグループの一員として、芸能界で活動する主人公の琥太朗。ダンサーとしての実力は一流なものの、踊り以外のすべてが不器用だった。そんなある日、琥太朗は公演中の事故で顔に傷を負い、芸能界引退を決意する。「踊る」こと以外で自分に何ができるか考えていた琥太朗は、亡き祖母の縁により能の世界へと導かれる。

なお同作は東京・宝生能楽堂で行われている、朗読と能がセットになった企画「夜能」とのコラボを実施。10月25日に開催される「夜能」では、「シテの花」第1話で描かれた能の演目「清経」が披露される。来場者には特典として「『シテの花』イラスト付き特製番組」と、能を楽しむための「シテの花」コラボ鑑賞ガイドを用意。同公演では声優の小林親弘、若手能楽師・上野能寛が朗読を務める。

壱原ちぐさコメント

取材や監修など多くの能楽関係者の方々にご協力いただき今作が実現しました。多くの方に楽しんでいただければ幸いです。