本日1月12日発売の月刊コミックビーム2月号(KADOKAWA)にて、山田参助「あれよ星屑」、カネコアツシ「デスコ」、近藤ようこ「蟇の血」の3作が最終回を迎えた。
「あれよ星屑」は敗戦から1年余りが過ぎた東京を舞台に、戦後日本の闇を生きる男2人を描いた焼け跡ブロマンス。「デスコ」は裏社会で暗躍する処刑人集団の少女・デスこを軸にした殺し合いアクションで、「蟇の血」は田中貢太郎による同名怪異小説のコミカライズ作品だ。いずれも単行本は2月10日に発売される。
そのほか今号では、やまじえびねの新連載「みずうみ」が開幕。「みずうみ」はドイツの作家・シュトルムの短編をマンガ化するもので、物語は老人のラインハルトが、若き日の恋に思いを馳せる場面から始まる。また丸尾末広「トミノの地獄」が連載再開。今号より最終章が始まるということで、丸尾は目次コメントにて「このまま最終回まで、休みなく描き続けたい」と意気込みを語った。ビーム初登場となる加藤伸吉の読み切り「永久律動」と、ほぼ隔月で登場している桜玉吉の読み切り「2017年の暮れ」も掲載されている。