ベルアラートニュース

“すこし・ふしぎ”なドラえもん×ANREALAGEのアイテム、太陽光で影ができるTシャツなど

藤子・F・不二雄「ドラえもん」とファッションブランド・ANREALAGEによる“ドラえもんが生まれた22世紀の日常服”をテーマにしたコレクションが登場。明日9月4日から10日まで東京・新宿高島屋、大阪・大阪高島屋で開催されるポップアップショップ「ドラえもん×アンリアレイジ CSケーススタディ POP UP SHOP」で販売される。

コレクションにラインナップされたのは、紫外線を当てると色が変わるフォトクロミックの技術を用いたTシャツ「SHADOW WEARING T-SHIRTS(PHOTOCHROMIC)」とファーコート、スマートフォンなどのライトをシャツに当てると、赤・青・黄・白のドラえもんカラーの水玉と鈴が浮かび上がるシャツとTシャツ、ボタンを下まで閉めると球体になるシャツ、リバーシブル仕様のブルゾン、ドラえもんたちをデザインした青、白のTシャツ各1種。ドラえもんのひみつ道具「影ぶんちん」をモチーフにした「SHADOW WEARING T-SHIRTS(PHOTOCHROMIC)」は、太陽光の下に出ると影が濃くなり、室内に入ると5分ほどで影が消える。またファーコートは、“ドラえもんはもともと黄色で、ネズミに耳をかじられたショックで青ざめた”というエピソードをもとに作られており、屋内では黄色、屋外に出ると青に変化する。

価格は「SHADOW WEARING T-SHIRTS(PHOTOCHROMIC)」が税込1万9800円、ファーコートが税込30万8000円、模様が浮かびあがるシャツが税込3万5200円、Tシャツが税込1万9800円、球体になるシャツが税込4万2900円、青、白のTシャツが税込各1万2100円。なお一部の商品は、東京・日本橋高島屋、玉川高島屋、神奈川・横浜高島屋、京都・京都高島屋にある高島屋のセレクトショップ・CSケーススタディでも取り扱われる。またポップアップショップ終了後、10月上旬に高島屋グループのファッションECサイト・タカシマヤセレクトスクエアでも一部商品が販売される予定だ。

ANREALAGEのデザイナー・森永邦彦からはコメントが到着。森永は「『SF』は科学的空想を扱ったサイエンスフィクションではなく、『Sukoshi Fushigi(すこし・ふしぎ)』のことであると、藤子・F・不二雄さんの作品から知りました」と藤子の考えに触発されたことを伝え、「ファッションは、日常の延長にあると思うので、非現実的なサイエンスフィクションではなく“すこし・ふしぎ”であることが重要だと思います。日常の延長にある服が実は全然違う考え方で、違った素材や技術を用いて作られている。時間・重力・光、これらをキーワードとして、服の中にほんのすこしの非日常を込めました」と今回のコレクションに込めた思いを述べた。

森永邦彦(ANREALAGEデザイナー)コメント

ドラえもんが生まれた22世紀の日常服を想像しながら、コレクションをつくりました。「SF」は科学的空想を扱ったサイエンスフィクションではなく、「Sukoshi Fushigi(すこし・ふしぎ)」のことであると、藤子・F・不二雄さんの作品から知りました。ファッションは、日常の延長にあると思うので、非現実的なサイエンスフィクションではなく“すこし・ふしぎ”であることが重要だと思います。日常の延長にある服が実は全然違う考え方で、違った素材や技術を用いて作られている。時間・重力・光、これらをキーワードとして、服の中にほんのすこしの非日常を込めました。“すこし・ふしぎ”を纏うことができるコレクションをお楽しみください。