「女厄年、猫を飼う。」元夫が連れてきた保護猫と、等身大の幸せを探すふたり暮らし

「女厄年、猫を飼う。」

ただりえこの単行本「女厄年、猫を飼う。」が、本日8月16日に発売された。

司書として図書館で働く藍は36歳。4年前に結婚した夫とは、子供を持たないことを決め、二人暮らしをしている。厄年では、数え年で37歳が女性の“本厄”にあたることから、藍は近頃そのことを気にしていた。そんなある日、夫が同僚から保護猫のもみじを譲り受ける。相談もない突然の出来事に、最初は戸惑っていた藍だったが、次第にもみじのことを家族として受け入れていく。一方で、自分勝手な言動ばかりの夫からは心が離れ、藍は彼に離婚届を突きつけることに。猫のもみじとの、新たな“ふたり”暮らしが始まる。