藤巻忠俊「黒子のバスケ」の連載開始15周年を記念した、同作初の原画展「黒子のバスケ 15th ANNIVERSARY EXHIBITION」が、本日8月10日から26日まで東京・池袋サンシャインシティ文化会館ビル2階の展示ホールDで行われている。それに先がけ、去る8月9日にメディア向け内覧会が実施された。
原画展では、カラーイラストを含めた402点の生原画を展示。「黒子のバスケ」の歩みを振り返ることができる。入口の「第1Q」はシアターとなっており、正面の3面のマルチスクリーンに、登場キャラクターの紹介や名セリフを収めた映像が映し出される。「第2Q」には黒子らメインキャラクターの大きな垂れ幕が広がり、続く「第3Q」では単行本の表紙、背表紙が壁一面を埋め尽くす。単行本を模した巨大サイズのモニュメントも設置されており、誠凛高校がウインターカップを制した際のシーンを大迫力で見ることができる。
「第4Q」からは生原稿の展示がスタート。冒頭ではキセキの世代がいる学校にスポットを当てた印象深いシーンが集められた。コーナーの一部分は壁が蛇腹となっており、蛇腹部分のイラストは一定の位置から見ることで、1枚の絵になるよう設置されている。またエリア内には「リコの身体能力チェック!!」と題したフォトスポットも。透明ディスプレイの後ろに立ち赤いボタンを押すと、ディスプレイにリコによる身体能力の分析が表示される仕掛けが施され、黒子や火神のように彼女に分析される気分を味わえる。
続いてポイントガードやシューティングガードなど、各ポジションを務める選手にフォーカスしたコーナーを展開。さらに足を進めると、「なりきりフォトスポット」が来場者を出迎える。ここでは高尾の目の前でイグナイトパスを繰り出す黒子のシーンを再現して写真を撮ることが可能だ。「第7Q」では、劇中の“最高の試合”を選ぶWeb投票「BEST MATCH投票企画」で1位を獲得した試合の生原稿の一部を展示。1位に選ばれた名試合に対する藤巻のコメントも添えられた。「第8Q」ではカラーイラストの数々が、「第9Q」では原画展のための描き下ろしイラストを使用したアクリル製の等身大パネルが来場者を待ち受ける。物販コーナーとなる「第10Q」には、「ロッカー風キーホルダー」やぬいぐるみマスコットなどのグッズが取り揃えられた。
「黒子のバスケ 15th ANNIVERSARY EXHIBITION」は、9月14日から29日まで大阪・なんばパークスでも開催される。なお東京会場のチケットは、混雑緩和のため全日日時指定制となっており、当日券は前売券での残数がある場合のみ、会場にて取り扱われる。
「黒子のバスケ 15th ANNIVERSARY EXHIBITION」
日程:2024年8月10日(土)~8月26日(月)
時間:10:00~20:00 ※最終入場は閉場の30分前。最終日は16:30最終入場、17:00閉場。
会場:東京都 池袋サンシャインシティ 文化会館ビル2階 展示ホールD
日程:2024年9月14日(土)~9月29日(日)
時間:10:00~20:00 ※展覧会場と物販会場ともに最終入場は閉場の30分前まで。
展示会場:大阪府 なんばパークスミュージアム
物販会場:大阪府 なんばパークス7階内パークスホール
(c)藤巻忠俊/集英社