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神に選ばれた娘たちを描く婚姻譚、白川紺子「海神の娘」コミカライズ版1巻

白川紺子原作によるさるマ「海神の娘」1巻が、本日7月30日に発売された。

「後宮の烏」シリーズなどで知られる白川の小説をコミカライズした同作は、海神(わだつみ)の託宣により「海神の娘」に選ばれた娘たちを描くファンタジー。世界の南の端にある、花勒(かろく)、花陀(かだ)、雨果(うか)、沙文(しゃもん)と呼ばれる4つの島では、海神の託宣によって選ばれた「海神の娘」を娶ることにより、海神の加護を得て繁栄を広げていた。幼い頃、花勒の先代領主・榮君に父親を処刑された蘭は、海神に選ばれ、海神の島で生活を始める。それから10年、海神の託宣により、花勒の若き領主・啓のもとに嫁ぐこととなった蘭。父を殺した男の息子に嫁がねばならない運命に不安を抱えながら、蘭は啓のもとを訪れるが……。同作はPalcyで連載中。