幕末時代や志士たちをテーマにしたマンガを紹介する「まんがで読む!幕末維新」展が、1月13日から3月4日まで高知・横山隆一記念まんが館にて開催される。
本展は大政奉還・明治維新150年を記念した「志国(しこく)高知 幕末維新博」と、3月3日・4日に行われる「第4回全国漫画家大会議inまんが王国・土佐」の企画の一環。幕末・明治維新の時代をさまざまな視点から描いたマンガ作品の原画などが展示される。
第1部は「『ものごとには過去がある』~幕末維新にいたる歴史~」と題し、NHKの正月時代劇でドラマ化された、みなもと太郎「風雲児たち」に着目。複製原画75点を用いて、歴史の流れを辿る年表がお披露目される。第2部の「それぞれの幕末維新」では黒鉄ヒロシ「新選組」「京都見廻組」、黒江S介「サムライせんせい」を軸に展示を構成。第3部の「幕末・維新のまんが紹介コーナー」では小山ゆう「あずみ」「お~い!竜馬」、渡辺多恵子「風光る」、高浜寛「ニュクスの角灯」、佐々大河「ふしぎの国のバード」などを、原画や写真、リトグラフ、パネルを用いて解説する。
さらに3月3日には高知市文化プラザかるぽーと7階にて、みなもと太郎のトークショー「風雲児たちが語る!幕末の魅力」を実施。「風雲児たちガイドブック 解体新書」の著者・おかべたかしも登壇し、土佐の風雲児たちの魅力が語られる。定員は先着200名。参加料は無料だ。
「まんがで読む!幕末維新」展
会期:2018年1月13日(土)~3月4日(日)
会場:横山隆一記念まんが館 企画展示室
みなもと太郎トークショー「風雲児たちが語る!幕末の魅力」
日時:2018年3月3日(土)13:10~
会場:高知市文化プラザかるぽーと7階