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飲んで記憶をなくした翌朝、友人が消え…ベン・グッドマン「哺乳瓶ビールの夏」単行本化

ベン・グッドマンの単行本「哺乳瓶ビールの夏」が、本日7月25日に発売された。

トーチwebで連載された「哺乳瓶ビールの夏」は、ある大学の学生寮に暮らす若者たちの鈍色の青春を描く物語。学生生活最後の祭りの夜、主人公の大塚洋平は浴びるように酒を飲み、すっかり記憶をなくしてしまう。ひどい二日酔いとともに翌朝目覚めると、一緒に酒を飲んでいたはずの友人・福本が姿を消していた。彼の行方を追って学生寮の住民たちに聞き込みをする洋平だったが、断片的な証言ばかりで福本の足取りはなかなか掴めず……。洋平が卒業後の未来から目をそらしつつ福本を追う、ゆるやかな捜索劇が展開される。初回配本特典には、「孤高のチャーハン」など短編4作品を収めた「ベン・グッドマン 掌編集」が用意された。

なおトーチwebではグッドマンの新作「マキナにおまかせ」を連載中。あらゆる質問に答え、悩みに寄り添い、正確無比な助言をくれる人工知能・マキナとユーザーの日常を通じて、文明と人間の未来が描かれる。