今日はフランスの革命記念日、劇場アニメ「ベルサイユのばら」が美術設定画を公開

ベルサイユ宮殿庭園(愛の神殿)の美術設定画。

池田理代子原作による劇場アニメ「ベルサイユのばら」より、美術設定画が公開された。

本日7月14日は、フランス革命の発端となった1789年7月14日の“バスティーユ牢獄襲撃”を記念するフランスの“革命記念日”。美術設定画は、オスカルやマリー・アントワネットが懸命に生き抜いた激動のフランス革命を記念して解禁された。

マリー・アントワネットが暮らすベルサイユ宮殿、オスカルが家族と暮らすジャルジェ家、フランス革命とも関係が深いコンコルド広場に加え、オスカル、マリー・アントワネット、フェルゼンが出会う仮面舞踏会の会場・オペラ座もお目見え。「ベルサイユのばら」の美術監督であり、「犬王」「ベルセルク」3部作なども手がけた中村豪希は、「ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しております」と見どころを伝えた。

男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描く劇場アニメ「ベルサイユのばら」は2025年新春公開。オスカル役は沢城みゆき、マリー・アントワネット役は平野綾が演じる。監督は吉村愛、アニメーション制作はMAPPA。

中村豪希(美術監督)コメント

こだわりや苦労した点

ベルサイユ宮殿含め当時の貴族社会を華やかに彩った豪華な建物の装飾などは、手数を入れて描き込んで行くことでしか表現できませんのでそこはこだわった点であり併せて苦労した点でもあります。

注目してほしい点

ベルサイユ宮殿は外観、内観含めまして可能な限り資料を調べ、それぞれ個性的な室内の装飾、庭園の雰囲気などを再現しておりますので注目してみていただければ幸いです。パリの街中などは監督のこだわりでもありますが革命に向かって雰囲気が変わっていく様も表現しておりますので注目していただければと思います。

劇場アニメ「ベルサイユのばら」

2025年新春公開

スタッフ

原作:池田理代子
監督:吉村愛
脚本:金春智子
キャラクターデザイン:岡真里子
音楽プロデューサー:澤野弘之
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作:MAPPA
製作:劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
配給:TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ

キャスト

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:沢城みゆき
マリー・アントワネット:平野綾
アンドレ・グランディエ:豊永利行
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:加藤和樹

(c)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会