劇場アニメ「『ツキウタ。』劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE」の公開記念舞台挨拶が、去る6月14日に東京・新宿バルト9で開催され、鳥海浩輔、 木村良平、前野智昭、羽多野渉、柿原徹也が登壇した。
ツキノ芸能プロダクションに所属するアイドルユニット・Six Gravity(シックスグラビティー)とProcellarum(プロセラルム)の活躍を描く「ツキウタ。」。「『ツキウタ。』劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE」では、普段はアイドルとして活動している彼らが、黒兎王国・白兎王国という異世界の住人となるという、“アイドルな日常”とは打って変わった“IF”の物語が展開される。上映前に開催された公開記念舞台挨拶の模様は、全国107の映画館でライブビューイングも行われた。
鳥海ら5人はステージに登壇すると、「ツキウタ。」待望の劇場版が封切られたことに喜びと感謝の言葉を述べる。トークコーナーでは、この物語に初めて触れた際の感想やアフレコでのエピソードについて、和気あいあいとトークを繰り広げた。
ネタバレなしでの注目ポイントや見どころについて問われると、葉月陽役・柿原は「ネタバレ厳禁とのことなのですが、1つだけ言わせてください。長月夜のおかげ……いや、夜のせいで、陽が死にかけます!(笑)アドリブも多く入れたので、どこがアドリブかも予想しながら楽しんでください」とコメント。文月海役の羽多野は「これまでの12年に積み重ねた文月海のイメージが皆さんの中にあると思います。今作では、これまでとはギャップを感じるシーンもあって、(そこが)見どころにもなっていると思います。ぜひ、楽しみにしてください」と語りかけた。
弥生春役の前野は、「この作品は、僕が特に好きな春の楽曲『Faith and Promise』を収録したスタジオの近くで、しかも春の誕生日の3月19日にアフレコを行いまして、非常に縁めいたものを感じました。(睦月)始の見たことのない一面はもちろん、ほかのみんなもさまざまな表情を見せてくれるので、ぜひ楽しんでください」とアピール。霜月隼役の木村は「“IF世界”という違う世界観でありながらも、『やっぱりこの子はそうだよね』と『ツキウタ。』のキャラクターらしさを感じられる作品だと思います。彼ららしさと、いつもとは違う世界での壮大な物語と、劇場版ならではの音楽を思う存分楽しんでください」と伝える。
睦月始役の鳥海は、「まずに本作を楽しんでいただいて、お気に召しましたら、劇場に2度3度と足を運んでください。始さんの見どころは、いつもは背中で引っ張っていくようなリーダーですが、今回はめずらしく言葉で導いていくシーンがあったり……なかったり……。ぜひ劇場で確かめてください。どうぞよろしく」と発言。そのほか、12年ともにしてきたキャラクターたちへの印象をしみじみと語り合う一幕も見られた。
「『ツキウタ。』劇場版 RABBITS KINGDOM THE MOVIE」
公開中
スタッフ
監督:尾崎正善
脚本:逸見龍一郎
絵コンテ:中野彰子
総作画監督:佐藤多恵子
美術監督:秋葉みのる
アニメーションプロデューサー:西宮規子
アニメーション制作:スタジオ・ザイン
キャラクター原案:じく
原作・原案:ふじわら
製作:ツキウタ。劇場版製作委員会
配給:日活
キャスト
Six Gravity
師走駆:梶裕貴
睦月始:鳥海浩輔
如月恋:増田俊樹
弥生春:前野智昭
卯月新:細谷佳正
皐月葵:KENN
Procellarum
水無月涙:蒼井翔太
文月海:羽多野渉
葉月陽:柿原徹也
長月夜:近藤隆
神無月郁:小野賢章
霜月隼:木村良平
OTHER
ラパン:浅沼晋太郎
カラヴィンカ:茉莉邑薫
狼炎:鈴木達央
ムース:武蔵真之介
(c)TSUKIUTA.MOVIE