不器用な少女と力を失った神様を描く、成家慎一郎の恋物語1巻
「ラパス・テーマパーク」の成家慎一郎による「まなかの杜」の1巻が発売された。
「まなかの杜」は女手ひとつで自分を育ててくれる母を助けようと、いつもバイトに明け暮れている不器用な少女・日下まなかを主人公に描く恋物語。「放課後に友達と遊んでみたい」と思いながらも、気持ちを押し殺し毎日を過ごすまなかは、バイト帰りに訪れた神社で、今となっては力を失ってしまったものの、火の神の分身であるという近臣と出会う。彼との出会いをきっかけに、モノクロだったまなかの日常に少しずつ彩りが加えられていく。本作はコミックヘヴン(日本文芸社)にて連載されている。