「ダンジョン飯」が星雲賞コミック部門を受賞、アート部門には麻宮騎亜

「ダンジョン飯」1巻

「2024年 第55回星雲賞」にて、九井諒子「ダンジョン飯」がコミック部門を受賞した。

「ダンジョン飯」はダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金や食料を失ってしまった冒険者・ライオスの一行が、襲い来るモンスターを食べながらダンジョン踏破を目指すファンタジー。ハルタ(KADOKAWA)で2014年2月から2023年9月まで連載され、単行本は全14巻が発売されている。2024年1月からはTVアニメも放送中だ。

またアート部門を麻宮騎亜が受賞。自由部門には、日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史をたどる企画展「日本の巨大ロボット群像-巨大ロボットアニメ、そのデザインと映像表現-」が選ばれた。

1970年に創設された星雲賞は、日本で最も長い歴史を誇るSF賞。前年に発表されたSF作品およびSF活動を対象に、「日本SF大会」参加者の投票により受賞作品が決定する。部門は日本長編部門、海外長編部門、日本短編部門、海外短編部門、メディア部門、コミック部門、アート部門、ノンフィクション部門、自由部門の9つ。