青木俊直の単行本「ripple」が、本日12月28日にKADOKAWAより刊行された。帯には志村貴子が推薦文を寄せている。
「ripple」は、美波(みなみ)と波美(なみ)という2人の少女が出会ったことから始まる百合作品。自分と漢字を反対にした名前を入学式のクラスメイト一覧に見つけたときから波美のことが気になっていた美波は、雨の日に傘を貸したことから彼女と親しくなる。運動神経を見込まれサッカー部から勧誘を受けるが、気乗りしない表情の波美。その理由を美波は、彼女に連れられて行った波美の出身中学で知る。
同作は電子雑誌のsarisari(KADOKAWA)に掲載されていた作品で、連載時300ページ弱あったものを、書籍版では約半分のボリュームに再編集。2018年春には、フルカラーのオリジナル版が電子書籍としてリリースされる予定だ。