安彦良和「乾と巽」アフタヌーンで完結、革命と戦争に翻弄された“小さき者達”

「乾と巽 ーザバイカル戦記ー」10巻

安彦良和「乾と巽 ーザバイカル戦記ー」が、本日5月24日発売の月刊アフタヌーン7月号(講談社)で最終回を迎えた。

「乾と巽 ーザバイカル戦記ー」は、約100年前に起きたシベリア出兵を舞台に、ロシアの戦場を駆け抜けた男たちの生き様を描く物語。砲撃の名手である陸軍軍曹・乾と、気鋭の新聞記者・巽という、正反対の立場にいた2人は戦場で出会ったことから運命が動き出す。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」や「天の血脈」などで知られる安彦が、“最後の長期連載”として2019年より4月に同誌で連載開始された。最終11巻は7月23日に発売される。