木下麦×此元和津也×CLAPによる新作アニメ映画 縁側で花火を見上げる男のビジュアル

オリジナルアニメ映画「ホウセンカ」イメージビジュアル

「オッドタクシー」の木下麦、此元和津也と、アニメーションスタジオ・CLAPによる新作オリジナルアニメ映画「ホウセンカ」の制作が発表に。併せてイメージビジュアルが公開された。

木下と此元は、予測不能なストーリーで話題を呼んだ「オッドタクシー」で、それぞれ監督・キャラクターデザイン、脚本を担当。CLAPはこれまで、国内外の映画祭で注目を集めた「映画大好きポンポさん」「夏へのトンネル、さよならの出口」などの作品を手がけてきた。新作「ホウセンカ」では、「オッドタクシー」と同様に、木下が監督・キャラクターデザイン、此元が脚本を務め、コンセプトアートをミチノク峠、企画・制作をCLAPが担う。公開されたイメージビジュアルには、縁側で花火を見上げる男の背中が描かれた。

さらに、6月9日から15日にかけて開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」のプログラム「Work in Progress」に、「ホウセンカ」が参加することが明らかに。「Work in Progress」は、これから公開を予定している作品のメイキングを紹介するプログラムだ。6月12日に実施される「ホウセンカ」のステージには、監督の木下、プロデューサーでCLAPの代表取締役である松尾亮一郎、ミチノク峠の3人が登壇。現地のアニメファンに向けてトークを繰り広げる。

これらの発表に伴い、木下からはコメントが到着。木下は「今は言えるのはここまでですが、感覚の新しいアニメーションになると思います。CLAPさんと鋭意制作中です。ご期待下さい」と意気込みを語った。そのほかの詳細は続報を待とう。

木下麦(監督・キャラクターデザイン)コメント

再び此元和津也さんと組ませて頂いて、完全新作オリジナルアニメーション映画を作っています。タイトルは「ホウセンカ」。アヌシー国際アニメーション映画祭のWork in Progressプログラムで制作過程を資料を交えながらご紹介しようと思います。今は言えるのはここまでですが、感覚の新しいアニメーションになると思います。CLAPさんと鋭意制作中です。ご期待下さい。

オリジナルアニメ映画「ホウセンカ」

スタッフ

監督・キャラクターデザイン:木下麦
原作・脚本:此元和津也
コンセプトアート:ミチノク峠
企画・制作:CLAP