雪国の小さな町が舞台「銀のくに」1巻と少年たちを描く短編集、はやしわか2冊同発
はやしわかの単行本「銀のくに」1巻と、短編集「変声」の2冊が、本日5月15日に同時発売された。
「銀のくに」は新潟の山際にある雪深い町・雨生町(まごいちょう)を舞台とした物語。コンビニもない雪国の小さな町で、祖父母と両親と普通の生活を送る高校1年生の五十嵐風花は、ある日学校から家に帰ると、神奈川県から来たという、存在さえ知らなかった従兄妹の賢心とゆき枝に出会う。
一方の「変声」は思春期の少年たちのエピソードをまとめた短編集。文武両道で人気者の棚橋優征と、目立たない同級生の中川がある出来事をきっかけに親しくなっていく様子を描いた表題作「変声」のほか、「変声~それから~」「変声~ 蕾(つぼみ)」、さらに描き下ろしの「モダンにめしませ」が収録されている。
なお単行本の刊行を記念し、「銀のくに」の舞台でもある新潟県内を中心に、各書店では特典ペーパーを配布。特典は新潟県の一部書店、新潟県内のアニメイト、新潟・萬松堂古町本店、東京・書泉グランデで用意された。配布方法などの詳細は各店舗にて確認しよう。
(c)はやしわか / ヒーローズ