幼なじみとして育った狼と人の恋を描くボーイズラブ、なすびたか「遠吠えに恋」
なすびたかの単行本「遠吠えに恋」が、本日5月10日に発売された。
周囲から奴隷のように扱われていた少年・たまは、ある日人間の村を飛び出し狼の群れで育てられる。狼の幼なじみ・タツと、穏やかに暮らしながら成長したたま。たまと同じ姿になるため、幼い頃から人の姿に変化する術を学んでいたタツは、今では村を引っ張るリーダーとして、立派に成長していた。ある日、唯一できなかった耳の変化に成功したタツは、「オレとつがいになろう」とたまを押し倒す。今まで弟のようだったタツの真剣な表情に、たまは胸がドキドキし始めてしまい……。幼なじみとして育った狼と人の恋路が描かれる。