高木ユーナが、自身が原作を務める実写映画「不死身ラヴァーズ」の主題歌「君はきっとずっと知らない」のミュージックビデオに出演している。
澤部渡のソロプロジェクト・スカートが書き下ろした「君はきっとずっと知らない」。ミュージックビデオは、松居大悟監督をはじめとする「不死身ラヴァーズ」のスタッフが手がけた。映像は高木が深夜のファミリーレストランで、甲野じゅんと田中のイラストを描く様子から始まる。続いて佐藤寛太演じる甲野と、青木柚演じる田中が登場。会話を楽しむ2人の様子や、立ち去る甲野を見送る田中に加え、「不死身ラヴァーズ」本編映像の一部が映し出された。また映像内には、高木が撮影中や撮影の合間に甲野と田中、スカート・澤部渡を描いたイラストが収められている。
ミュージックビデオは「不死身ラヴァーズ」の裏ストーリーとなっており、松居監督は「映画を見た後に見ると、より味わい深いものになっている」とコメントを寄せた。また冒頭のシーンについては「不死身ラヴァーズ」はマンガから始まった作品であることに触れつつ「主題歌のミュージックビデオは、漫画から始めたかったんです」と述べている。
映画「不死身ラヴァーズ」は5月10日公開。原作マンガでは、両思いになると消えてしまう女子・りのと甲野が何度も出会い恋をする。映画は関係が入れ替わっており、甲野に何度も巡り合うりのが、彼に「好き」と伝えていくストーリーが展開される。長谷部りの役は見上愛が務める。
松居大悟監督コメント
漫画から始まったものが台本になって映画になって、そこにスカート澤部さんが音楽という彩りを加えてくれて、最後に「君はきっとずっと知らない」という歌を歌っていただきました。
そうなると、主題歌のミュージックビデオは、漫画から始めたかったんです。どんな暗闇だって、必ず朝が来るような、そんな想いをお手伝いできたらと。
高木先生に絵を描いてもらったり、澤部さんに少し芝居をお願いしたり、俳優部は映画の役を思い出したり、夜中のファミレスは静かだけれど夢のような時間でした。
映画を見た後に見ると、より味わい深いものになる気がしています。もちろんミュージックビデオだけでも、楽しんでいただきたいです。
松居大悟
映画「不死身ラヴァーズ」
2024年5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー
スタッフ
監督:松居大悟
原作:高木ユーナ「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」所載)
脚本:大野敏哉、松居大悟
製作幹事:メ~テレ、ポニーキャニオン
配給:ポニーキャニオン
製作プロダクション:ダブ
キャスト
見上愛、佐藤寛太、落合モトキ、大関れいか、平井珠生、米良まさひろ、本折最強さとし、岩本晟夢、アダム、青木柚、前田敦子、神野三鈴
(c)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (c)高木ユーナ/講談社