林明輝「ラーメン食いてぇ!」の実写映画化が決定した。2018年3月3日より全国公開される。
「ラーメン食いてぇ!」は1杯のラーメンをきっかけに、妻を亡くし店を畳む決意をしたラーメン屋の店主、取材中にキルギスの高原で遭難した料理評論家、自殺を考える女子高生の再生を描く物語。2014年に講談社コミックプラスにて配信され話題を集めた。単行本は上下巻が刊行されている。
映画の主演を務めるのは中村ゆりか。祖父のラーメン作りを継ぎ、ラーメン屋復活に奔走する女子高生・茉莉絵を演じる。また茉莉絵の親友・コジマ役を葵わかな、茉莉絵の祖父であるラーメン店店主を石橋蓮司、遭難した料理評論家を片桐仁(ラーメンズ)が演じる。また監督は熊谷祐紀が手がける。
映画化決定と合わせて、どんぶりを手にしたメインキャラクターたちの笑顔が印象的なポスタービジュアルと予告編も解禁。また主演の中村からは「全力に真剣で、そしてとても熱い物語だと思います。ご飯を感謝して頂く大切さ、人の思いやりが伝わって来る様な映画です。皆さまに、是非観てもらえたら嬉しいです」と意気込みのコメントも到着した。
中村ゆりかコメント
今回、この作品に参加させてもらう事で、ラーメン作りの工程を教わるなど、とても貴重な経験をさせて頂きました。ひとつのラーメンから生きる力をもらうほどです。全力に真剣で、そしてとても熱い物語だと思います。ご飯を感謝して頂く大切さ、人の思いやりが伝わって来る様な映画です。
皆さまに、是非観てもらえたら嬉しいです。
葵わかなコメント
ラーメンの湯切りをたくさん練習したのを覚えています。意外とひらざるが重たくて手首が痛くなっていた日々でした。撮影も寒かったりと大変な事もありましたが、茉莉絵役のゆりかちゃんと一緒に楽しみながらやらせて頂きました。青春と人生とラーメンの融合、シュールな世界観を楽しんでいただけたらと思います。
熊谷祐紀監督コメント
執筆中、撮影中、編集中、何度「ラーメン食いてぇ」と呟いたことか。中村ゆりか、葵わかな、片桐仁、石橋蓮司が流す涙を塩分に、笑って泣ける美味しいラーメン映画に仕上がりました。
映画「ラーメン食いてぇ!」
2018年3月3日(土)新宿武蔵野館他全国ロードショー
スタッフ
原作:林明輝「ラーメン食いてぇ!」(講談社「イブニングKC」所載)
監督・脚本:熊谷祐紀
音楽:Oh Joonsung
制作プロダクション:レスパスフィルム
製作:レスパスビジョン/東映ビデオ
宣伝:ウフル
配給:ブロードメディア・スタジオ
キャスト
中村ゆりか、葵わかな
宅間孝行、森尾由美、水橋研二、片岡礼子、永岡佑、黒羽麻璃央、ふくまつみ
片桐仁、石橋蓮司
(c)林明輝/講談社・2018「ラーメン食いてぇ!」製作委員会