松井優征原作によるTVアニメ「逃げ上手の若君」に出演する結川あさきと矢野妃菜喜が、本日4月14日に開催された第66回鎌倉まつりに参加した。
7月から放送される「逃げ上手の若君」は、鎌倉幕府の総帥・北条高時の次男として生まれた北条時行を主人公に描く、史実をベースにした逃亡譚。結川が時行、矢野が諏訪大社の巫女・雫を演じる。鎌倉まつりの名物企画である「行列巡行」が、今年5年ぶりに復活。武者装束に身を包んだ結川と矢野も、若宮大路をスタート地点に鶴岡八幡宮境内までの約1kmを、お囃子や神輿の軽妙な音色と掛け声とともに練り歩いた。行列巡行を終えた結川は「普段着たことがない服装だったので、重みもありつつ、なかなかできない体験で、とても楽しんで歩くことができました!」と述べ、矢野は「刀を装備させていただいたんですけど、ほかの人に怪我をさせないように必死に歩きましたね。たくさんのお客さんに見守っていただけて、とても楽しかったです!」とコメントした。
午後から2人は、鶴岡八幡宮境内での開催式にも参加。「逃げ上手の若君」について結川は「鎌倉と縁のある作品ですので、皆さんにぜひ“逃げ若”のことを知ってもらえたらなと思います!」と挨拶する。矢野は自身の役柄を「時行と違って雫はミステリアスなので、その点も放送を楽しみにしていただけたらなと思います」とアピールした。
結川は現在行われているアフレコについて「皆さんで掛け合いして収録するのがとても楽しくて、いつも矢野さんに見守ってもらいながらマイクの前でがんばっています。明るくにぎやかな現場です!」と紹介。矢野は「キャストみんな仲がよく、和気あいあいとしているので、その雰囲気がアニメにも表現されていたらいいなと思います!」とチームで力を合わせながら収録に挑んでいることを明かす。
最後に結川は「本作は鎌倉が舞台ということもあり、(1話の)初めから鎌倉がたくさん出てくる作品です。鎌倉から諏訪に行ったり、そしてまた鎌倉に帰ってきたりと、とにかく鎌倉がキーになっているので、ぜひとも皆さんに見ていただきたいなと思います」と呼びかける。矢野は「固い作品ではないんですよ。ギャグというか、こんな顔していいんだ!と思うほど時行の顔が崩れたりとか(笑)。気軽に見ていただける作品になっておりますので、そういった意味でも楽しみにしていただけたらうれしいです!」と見どころを語った。
TVアニメ「逃げ上手の若君」
2024年7月放送開始
スタッフ
原作:松井優征
監督:山崎雄太
シリーズ構成:冨田頼子
キャラクターデザイン:西谷泰史
副監督:川上雄介
プロップデザイン:よごいぬ
サブキャラクターデザイン:高橋沙妃
色彩設計:中島和子
美術監督:小島あゆみ
美術設定:taracod、takao
建築考証:鴎利一
タイポグラフィ:濱祐斗
特殊効果:入佐芽詠美
撮影監督:佐久間悠也
CGディレクター:有沢包三、宮地克明
編集:平木大輔
音響監督:藤田亜紀子
音楽:GEMBI、立山秋航
音響効果:三井友和
アニメーション制作:CloverWorks
キャスト
北条時行:結川あさき
雫:矢野妃菜喜
弧次郎:日野まり
亜也子:鈴代紗弓
風間玄蕃:悠木碧
吹雪:戸谷菊之介
諏訪頼重:中村悠一
※山崎雄太の崎はたつさきが正式表記。
(c)松井優征/集英社・逃げ上手の若君製作委員会