少年ジャンプ+編集部によるサービス「World Maker」とNetflixによる共同コンテスト「Netflix × ワールドメーカーアニメコンテスト」の最終選考結果が発表された。
「World Maker」は頭の中にある物語をビジュアル化し、マンガのネームやアニメ、映画、ドラマ、CMなどの映像コンテンツのコンテにすることができるアプリサービス。「Netflix × ワールドメーカーアニメコンテスト」では、「World Maker」で制作した10分以内の映像コンテを募集しており、大賞作品がNetflixでアニメ化されることも告知されていた。
大賞に選ばれたのは、光「鬼一のあやまち」。人間の感情を食べる鬼の鬼一と、無邪気で感情が豊かな中学生・彩のやり取りが描写される。大賞受賞を受け、光は「夢や希望がうずうずと胸に眠っている方の救世主アプリ『World Maker』、是非もっと広まってほしいと願っています」「アニメーションになった鬼一と彩を実際に観られることを、原作者として、一視聴者として、とても楽しみにしております」とコメントを寄せた。Netflixコンテンツ部門ディレクターの山野裕史氏は、「大賞の『鬼一のあやまり』はビデオコンテを見ながら感情の表現や二人のやり取りなどアニメで動いた姿を思い浮かべることができ、この作品をアニメで見てみたい、と思いました」と語っている。
このほか佳作5作品も発表に。しどにい・かとんぼ「宇宙人は帽子をかぶるだろうか」、うさぎ「有栖川さんと有須川さん」、ぎゅうすけ「CLOVER」、三文酒「ゾンビのフリで生き延びる【映像版】」、夜缶「返信ヒーロー!」が受賞した。
光コメント
私は幼少の頃、漫画家を夢見たこともありましたが手の届かない夢のまた夢のような職業でした。そんな夢もすっかり忘れていた2023年に「World Maker」というアプリを知り、子どもの頃の自分が目覚め、胸の中から飛び出してきました。
それ以降、「頭の中の空想を、画力不要でアウトプットできる」喜びと楽しさに、小さい私と肩を並べて夢中で漫画ネームや絵コンテの創作をしました。このような喜びの機会を頂けて「World Maker」には感謝しきりなのですが、この度賞まで頂けたこと、気絶しそうなほど嬉しく光栄です。
経験も実績も無いのに選んで頂けたことに恐縮な気持ちもありつつ…小さい私と手を取りあって喜びました!!
夢や希望がうずうずと胸に眠っている方の救世主アプリ「World Maker」、是非もっと広まってほしいと願っています。最後に、アニメーションになった鬼一と彩を実際に観られることを、原作者として、一視聴者として、とても楽しみにしております。
この度は大賞にご選出いただき、誠にありがとうございました。
山野裕史(Netflixコンテンツ部門ディレクター)コメント
「World Maker」のコンテストを通じて様々なストーリーに出会うことができました。クスッと笑えたり、考えさせられる作品、またビデオコンテならではのギミックを活用したものなど多種多様な仕掛けがたくさんありました。大賞の『鬼一のあやまり』はビデオコンテを見ながら感情の表現や二人のやり取りなどアニメで動いた姿を思い浮かべることができ、この作品をアニメで見てみたい、と思いました。「World Maker」を通じて今後もより多くの才能が世の中に出ることを期待しています!