坂上泉原作によるみもり「へぼ侍」の1巻が、本日3月27日に文藝春秋から発売された。
同作は第26回松本清張賞を受賞した時代小説のコミカライズ。時は明治10年、大阪・天満に志方錬一郎という17歳の少年がいた。没落士族出身で、1人になってからは薬問屋へ奉公に出ていた錬一郎。奉公先の大人たちにいずれは立派な商人になることを期待されていたが、壮兵として西南戦争に出陣することを志願する。勲を立てると意気込むが、配属されたのはワケありの落ちこぼれ部隊で……。単行本の帯には、OSK日本歌劇団による舞台「へぼ侍 ~西南戦争物語~」で主演を務めた翼和希からコメントが寄せられた。