「忘却バッテリー」宮野真守が一発芸を要求　阿座上洋平がムスカのものまねで応戦

2024年3月23日2024年3月23日 editor

左から増田俊樹、阿座上洋平、島崎信長、梶裕貴。

みかわ絵子原作によるTVアニメ「忘却バッテリー」のステージイベントが、本日3月23日に東京ビッグサイトで行われた「AnimeJapan 2024」内で開催された。

4月9日にテレ東系列にて放送がスタートする「忘却バッテリー」。ステージには、清峰葉流火役の増田俊樹、藤堂葵役の阿座上洋平、千早瞬平役の島崎信長、山田太郎役の梶裕貴が登壇した。一同は「AnimeJapan」のREDステージに立てたことを喜びつつも、要圭役の宮野真守が不在であることに不安な様子を見せる。

最初のコーナーでは、それぞれが演じるキャラクターをひと言で表しフリップボードで紹介。増田は、葉流火の野球の原点に圭がいることから「要圭」と書いたことを説明する。「不良になり切れないオカン」と記した阿座上は、藤堂のいい子になりきれないが面倒見がいい点を評価。島崎は千早が一筋縄ではいかない人物であることから「クセ強めのスルメ」、梶は山田のセリフの7割がモノローグであることから「（M）」とそれぞれ書き表す。

宮野からはビデオメッセージが到着。自身が演じる圭について、文字通りチームを支える要的存在だと真面目に説明したのち、宮野は会場にいる増田らに向かって、圭に負けないくらいの一発芸を各自披露するよう要求する。それを聞いた4人は非難の声をあげるが、MCから4人で割って一発芸を披露するか、はたまた1人が代表して一発芸をするかの2択を迫られる。そんな中、後輩という立場から阿座上に白羽の矢が。阿座上は一発芸として、ステージの端から端まで急ぎ足で駆け抜けながら、「どこへ行こうというのかね」とシータを追い詰めるムスカのものまねを披露し、会場を沸かせた。

本編放送に先がけ、オリジナル朗読劇を展開。「AnimeJapan」を訪れた葉流火、藤堂、千早、山田が、迷子になっている圭をさておき、会場を満喫するエピソードが繰り広げられる。KADOKAWAのブースに足を運んだシーンでは、阿座上演じる藤堂が、天才だが変わり者の探偵が主人公の某作品について語り出す場面も。最終的に圭も合流することになり、まだまだ「AnimeJapan」を楽しもうというところで物語はエンディングを迎えた。

さらに新情報としてアニメの放送直前ビジュアルを公開。オープニングテーマ「ライラック」を担当するMrs.GREEN APPLE、エンディングテーマを担当するマカロニえんぴつからビデオメッセージが届けられたほか、原作者のみかわからはアニメへの期待を綴った手紙が寄せられた。

TVアニメ「忘却バッテリー」

テレ東ほか：2024年4月放送開始

スタッフ

原作：みかわ絵子（集英社「少年ジャンプ+」連載）
試合制作：高嶋栄充
監督：中園真登
シリーズ構成：横手美智子
副監督：飯田剛士
キャラクターデザイン：長谷川ひとみ
アクション作画監督：立中順平、徳丸昌大
美術監督：船隠雄貴
色彩設計：中野尚美
撮影監督：川下裕樹
3D監督：小川耕平
編集：吉武将人
音楽：菊谷知樹、山崎寛子
音響監督：名倉靖
音響効果：長谷川卓也
制作：MAPPA