世界初となる「ドラゴンボール」テーマパーク建設へ、カメハウスなど建物を再現
鳥山明原作によるTVアニメ「ドラゴンボール」シリーズをテーマにしたテーマパークの建設が決定。サウジアラビアのQiddiya Investment Company(QIC)が進めるプロジェクト・Qiddiya(キディヤ)にて行われる。
これは本日3月22日に行われた東映アニメーションと、QICのパートナーシップ調印式にて発表されたもの。「ドラゴンボールテーマパーク」は7つのエリアで構成された50万平方メートルを超える敷地に、「カメハウス」「カプセルコーポレーション」「ビルスの星」など作品を象徴するさまざまな建物を再現する。作品内で描かれた世界に入り込み、アニメに登場するキャラクターになったかのような気分で孫悟空たちとともに冒険を楽しむことができる。
アトラクションは5つのライドを含め合計30以上をラインナップ予定。またランドマークとして、パーク中央に据えられる全高約70mの神龍(シェンロン)には、その内部を通り抜ける大型ジェットコースターが設置される予定だ。加えてパーク内にはホテルやレストランも完備し、「ドラゴンボール」の世界に浸ることができる空間が提供される。
東映アニメーションの高木勝裕社長は「これだけの素晴らしいプロジェクトに戦略的なパートナーシップに関する契約を結ぶことができて非常にうれしく思います」「『ドラゴンボール』の世界観をキディヤシティで体験できるということは非常にうれしいことであり、たくさんの人に『ドラゴンボール』を楽しんでいただければと心から願っています」とコメント。QICマネージングディレクターであるアブドッラー・アルダウード氏も「我々に共通するのは、世界レベルのエンターテインメントを全ての人々に届けたいという情熱です。『ドラゴンボール』というレガシーをキディヤシティに導入することをとても嬉しく思います。ドラゴンボールテーマパークは訪れる人々にとてつもない没入感を与え、ご家族揃って楽しめる最高の遊び場となるはずです」とテーマパーク建設決定への喜びを述べた。
なお明日3月23日、24日に東京・東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2024」のパブリックデイにQICが初出展。キディヤのプロジェクト概要ならびに、開発中となる「ドラゴンボールテーマパーク」に関する情報も展示される。