オキエイコの単行本「もしもなんて来ないと思ってた猫」が、本日2月29日に発売された。自身も猫を飼うオキが「もしも自分の身になにかあったら、家の猫はどうなるのか」という不安をきっかけに生まれた物語だ。
控えめな女性・澤田凛に飼われている黒猫のクロと三毛猫のマメ。ある日、いつものように仕事へと向かう凛を送り出した2匹だが、今日は一向に帰ってくる様子がない。それは何日も続き、2匹は凛を探すために家を飛び出して……。実は交通事故に遭い意識を失い、入院していた凛。そんなことはつゆ知らず、彼女を探しに野良猫のコミュニティーや人間社会の関わりにまで踏み込んでいくクロとマメの緊張感ある大冒険活劇が描かれる。単行本には元野良猫だったクロと凛との出会いを描いた描き下ろしマンガが収められている。
