「ゆるキャン△ SEASON3」アフレコ時、東山奈央は“あのハンバーグ”を焼いていた

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9か月 ago

あfろ原作によるTVアニメ「ゆるキャン△ SEASON3」の第1話から第3話までの先行上映会が、本日2月24日に東京・新宿ピカデリーにて開催された。上映後には各務原なでしこ役の花守ゆみり、志摩リン役の東山奈央、土岐綾乃役の黒沢ともよによるトークイベントを実施。これまでに放送されてきたTVアニメシリーズや劇場版、本日上映されたシーズン3の話について、和気あいあいとした雰囲気で語りあった。

登壇早々、花守がシーズン3が4月、つまり春に放送されることにちなみ、春を思わせるチューリップ柄のスカートを履いてきたとアピール。また黒沢は自身が演じる綾乃のキャラクターカラーにちなみ、ボルドーのワンピースを着て登壇した。

シーズン3の放送を前に、これまで放送されてきたTVアニメシリーズや劇場版などについて振り返る3人は、シーズン1の放送が6年前という事実に驚愕した様子を見せる。それでも「ゆるキャン△」の世界では半年くらいしか経っていないと東山が言うと、黒沢は「みんな、成長が激しすぎないですか？」とさらに驚いた様子を見せた。また「ゆるキャン△」とキャンプブームの流行が合致したことも記憶に新しいと花守。「ゆるキャン△」を観てキャンプを始めた人はいるか、と観客に問いかけると、少なくはない人数が挙手をし、キャスト陣たちは感心した様子を見せていた。

「ゆるキャン△」のいいところは「入り口がめちゃくちゃあるところ」と東山。作品の舞台となったご当地とのコラボはもちろんのこと、キャンプにはかかせない虫よけスプレーをきっかけにフマキラーとのコラボや、さらにはかわいいキャラクターつながりでコウペンちゃんとのコラボも決まっているとのことで、その間口の広さを称賛する。その後も3人はショートアニメ「へやキャン△」や映画「ゆるキャン△」での感想を各々語り合っていた。

シーズン3の第1話から第3話までを観た感想を聞かれたキャスト陣。花守は作品に登場するご飯がやはり美味しそうであること、黒沢はLINEで会話に参加できうれしかったことを挙げる。東山はなでしこたちお手製のアルコールストーブなどの温めグッズについて、キャンプグッズにはお金がかかるイメージが多いが、女子高生のキャラクターたちがお小遣いの中でやりくりするとこういう知恵が生まれてくるんだなと感心したことを明かした。

そのほか花守がアフレコ現場で“お腹が空いた”エピソードを語る。ある日、アフレコブースの外でジュージューという収録現場では聞きなじみのない音を耳にした花守が、そっとブースの外を覗いてみると、東山がとあるものを焼いていたそう。それはなんだったのかと問われると、東山はニヤリとした表情で「それは……“あの”ハンバーグ（作中に登場する「うまうま100％ハンバーグ」）です」と明かし、早い時間に収録を終えたために余った時間でハンバーグを焼き配っていたことを告白した。そのハンバーグは3人とも通販で取り寄せるほど美味しかったそうで、「放送がスタートすると絶対に売れるから今日のうちに購入したほうがいい」と念を押してオススメしていた。

その後、アニメの放送時期と主題歌情報が明らかに。「ゆるキャン△ SEASON3」はAT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて4月4日より順次放送される。オープニング主題歌はキミのね「レイドバックジャーニー」、エンディング主題歌は亜咲花「So Precious」に決定した。

最後に3人から締めの挨拶が送られる。黒沢はこれから作中に登場する美味しそうなご飯に、東山は再び始まる「ゆるキャン△」の楽しい日々に期待していることを話す。花守は放送時期が4月ということもあり「新しい生活に向かっていく皆様も多いんじゃないかな」としたうえで、「（皆さんの）新しいスタートを応援するシーズン3になっていればなと思います」と話し、イベントは閉幕した。

TVアニメ「ゆるキャン△ SEASON3」

AT-X、TOKYO MX、BS11ほか：2024年4月4日（木）より順次放送

スタッフ

原作：あfろ（芳文社「COMIC FUZ」掲載）
監督：登坂晋
シリーズ構成：ピエール杉浦
キャラクターデザイン：橋本尚典
色彩設計：長谷川美穂（緋和）
美術監督：権瓶岳斗（グーフィー）
背景美術：Creative Freaks
撮影監督：小川克人（チップチューン）
音楽：立山秋航
音響監督：高寺たけし
アニメーション制作：エイトビット