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集英社が“早バレ”容疑者逮捕に声明「極めて問題視」「問題解決に向けた大きな前進」

集英社が「国際的海賊版早バレサイトに係る容疑者逮捕の報道を受けて」という声明を発表した。これは昨日2月4日に、東京都内法人の会社経営者らが、著作権法違反の疑いで逮捕されたことを受けてのもの。同容疑者は週刊少年ジャンプ(集英社)を発売日前に入手・デジタルデータ化し、海賊版サイトへ無断アップロードしていた疑いが持たれている。

マンガ雑誌の内容などを正式な発売日の前に違法アップロードする“早バレ”。声明の中で集英社は、「『早バレ』は、SNS等を通じた拡散を伴い、発売日を心待ちにされている読者の皆様の楽しみを奪うものです。著者も大変心を痛めており、弊社として極めて問題視しています」と述べる。また、今回の容疑者逮捕を問題解決に向けた大きな前進と考えていること、“早バレ”ルートの解明が今後の被害抑止につながるよう期待することを綴り、「弊社はこれからも著者が心血を注いで作り上げた作品とその権利を守り、読者の皆さまに漫画を適正な形で楽しんでいただくことができるよう、あらゆる対策を積極的に講じてまいります」と結んだ。