第69回小学館漫画賞が、本日1月18日に発表された。
今年度受賞に至ったのは、週刊少年サンデー(小学館)で連載中の山田鐘人原作・アベツカサ作画「葬送のフリーレン」、週刊少年ジャンプ(集英社)で連載中の松井優征「逃げ上手の若君」、月刊flowers(小学館)で連載中の絹田村子「数字であそぼ。」、ビッグコミックスペリオール(小学館)で連載中の稲垣理一郎原作・池上遼一作画「トリリオンゲーム」の4作品。昨年までは「児童向け部門」「少年向け部門」「少女向け部門」「一般向け部門」の各部門において、最も優れた作品を発表したマンガ家に小学館漫画賞を贈呈していた。しかし現在のマンガが世代や性別を超えて広く読まれる文化となっていることを鑑み、本年より部門が廃止された。
受賞者には正賞として中野滋作のブロンズ像「みのり」、副賞として100万円を授与。今年度はおのえりこ、恩田陸、川村元気、島本和彦、高瀬志帆、ブルボン小林、松本大洋が審査員として参加した。