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「ONE PIECE」ステージに実写版キャストがサプライズ登場、一緒に「当たり前だ!!!!!」

尾田栄一郎原作によるTVアニメ「ONE PIECE」のステージイベントが、本日12月17日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2024」内で行われた。

イベントにはモンキー・D・ルフィ役の田中真弓、ロロノア・ゾロ役の中井和哉、ナミ役の岡村明美、ウソップ役の山口勝平、サンジ役の平田広明、トニートニー・チョッパー役の大谷育江、ニコ・ロビン役の山口由里子、フランキー役の矢尾一樹、ジンベエ役の宝亀克寿が登壇。まずは毎年恒例となっている生アテレコからスタートすると、名シーンの数々に観客からも大きな歓声があがった。

今年の「ONE PIECE」を振り返るキャスト陣。特に印象深い企画として、8月にNetflixで配信された実写ドラマ「ONE PIECE」について田中が触れると、サプライズゲストとしてルフィ役のイニャキ・ゴドイと、ウソップ役はジェイコブ・ロメロ・ギブソンがステージに登場する。アニメも大好きだというイニャキは田中にハグをし、ジャンプフェスタのステージに参加できることの喜びを表現した。そして、ルフィがナミに対して「当たり前だ!!!!!」と叫ぶ有名なシーンを、アニメキャストと一緒に生アテレコをして観客を沸かせた。

続けて声優陣が思い出の写真を振り返るコーナーを展開。TVアニメ第2話のアフレコの際に撮影したという、田中・中井・岡村の3人の写真が映し出されると、その若々しい姿にキャスト陣も盛り上がる。平田から同じポーズを取ってみたらとリクエストされると、3人は写真を真似してポーズを取ってみせた。また過去の「ジャンプフェスタ」で笑点のパロディをやったときの写真に対して、「思い出の写真で一言」という無茶振りに中井が答える場面もあった。

さらにビビと麦わらの一味がお別れをするシーンや、ジンベイがルフィに「失った物ばかり数えるな」と語りかけるシーンを、役柄をシャッフルして再現するコーナーも。そして毎年の恒例となっている「ONE PIECEナレッジキング決定戦」第5回の表彰式も行われ、2度目の優勝となるキリ氏がステージに登壇。1回目の受賞では一番好きなキャラクターであるフランキーをリクエストしたキリ氏は、今回ロビンを選択し、山口からのセリフのプレゼントに満足そうにしていた。

イベントの終盤には尾田からのメッセージを田中が代読。2023年は実写ドラマ「ONE PIECE」に付きっきりだったと振り返る尾田は、実写版の成功を喜ぶとともに、シーズン2への自信をのぞかせる。さらに2024年に25周年を迎えるアニメに対する期待や、原作の今後の展開にも言及した。最後はキャスト陣が1人ずつ挨拶を行ったのち、「Family ~麦わらの一味10人Ver.~」を全員で歌い、イベントを締め括った。