「忘却バッテリー」宮野真守が要圭のギャグ「パイ毛」を生披露、梶裕貴らもそれに続く

TVアニメ「忘却バッテリー」ステージイベントの様子。 (c)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

みかわ絵子原作によるTVアニメ「忘却バッテリー」のステージイベントが、本日12月17日に千葉・幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2024」内で行われ、清峰葉流火(きよみねはるか)役の増田俊樹、要圭役の宮野真守らが登壇した。

140キロオーバーの剛腕投手・葉流火と、チームを勝利に導く“智将”と評された名捕手・圭のコンビを軸に描く「忘却バッテリー」。2人は怪物バッテリーとして全国の強豪校からスカウトを受けていたにもかかわらず、なぜか無名校の東京都立小手指高校に進学する。かつて2人に敗れた天才たちも同じ高校に入学。再会を果たすも、圭が記憶を失ってしまっていることが明らかになるところから物語が動き出す。

イベントは、増田が進行を務めながらスタート。宮野は自己紹介で、早速圭のギャグである「パイ毛」を生披露し会場を沸かす。そんな宮野に憧れていたという増田。宮野の背中を追いかけていれば成功すると思っていることを明かし、宮野を驚かせる。圭がどんなキャラクターかと問われた宮野は、「パイ毛」が大好きなキャラクターだと説明。どうして圭が記憶を失ったのかを含め、キャラクターの人間ドラマが見どころだと話す。増田も同意しながら、コメディとシリアスが入り組んだ物語が見ものだと伝えた。

さらに最新情報として、チームメイトとなる小手指高校野球部のメンバー・藤堂葵役を阿座上洋平、千早瞬平役を島崎信長、山田太郎役を梶裕貴が演じることが発表されると、サプライズゲストとして阿座上、島崎、梶がステージに登場。阿座上は葵について、ヤンキー気質を持っているかわいいキャラクター、島崎は千早について、ガタイはよくないが技術がある泥くさいキャラクター、梶は太郎について、モブのような立ち位置になりがちだがそれだけじゃないキャラクターだということをそれぞれ紹介していく。アフレコ現場での様子に話が及ぶと、宮野は主に梶に迷惑をかけているとコメント。それを受けて梶は、宮野が「パイ毛」の言い方に並々ならぬこだわりを持って挑んでいることを明かした。

さらにライバル高校のキャストとして、大塚剛央、石井マーク、河西健吾が出演すること、制作をMAPPAが手がけること、アニメが2024年4月に放送開始となることなどが続々と告知される。アニメの最新PVがスクリーンに映し出されると、千早のモテようとしているポーズなどについて、好きずきに感想を言い合う面々。圭が「パイ毛」と言うシーンでの激しい手の動きについては、宮野の演技を参考にして、スタッフがそう描いたのではないかと全員が訝しんだ。

最後のメッセージで梶は、観客の団扇に書かれた「パイ毛して!」というメッセージが自身に向けられたことを受け、「パイ毛」の動きを披露しつつ、作品の魅力を語りかける。島崎は映像と演技の相乗効果が期待できる現場と自信を覗かせたのち、自身の衣装がパイ毛っぽいことを挙げ、同じく「パイ毛」の動きを真似る。「ジャンプフェスタ」初参加という阿座上は、青二プロダクションの野球部に入っていることを打ち明けながら、さりげなく「パイ毛」の動きをし、宮野はあえて「パイ毛」については触れず、わざと声音を変えてチームワークのよさを伝える。そして増田は難しい題材がうまく合わさって映像化されていると感謝し、イベントは締めくくられた。

TVアニメ「忘却バッテリー」

テレビ東京ほか:2024年4月放送開始

スタッフ

原作:みかわ絵子(集英社「少年ジャンプ+」連載)
試合制作:高嶋栄充
監督:中園真登
シリーズ構成:横手美智子
副監督:飯田剛士
キャラクターデザイン:長谷川ひとみ
アクション作画監督:立中順平、徳丸昌大
美術監督:船隠雄貴
色彩設計:中野尚美
撮影監督:川下裕樹
3D監督:小川耕平
編集:吉武将人
音楽:菊谷知樹、山崎寛子
音響監督:名倉靖
音響効果:長谷川卓也
制作:MAPPA

キャスト

清峰葉流火:増田俊樹
要圭:宮野真守
藤堂葵:阿座上洋平
千早瞬平:島崎信長
山田太郎:梶裕貴
土屋和季:山谷祥生
国都英一郎:大塚剛央
巻田広伸:石井マーク
桐島秋斗:河西健吾

※島崎信長の崎はたつさきが正式表記。