「呪術廻戦」アニメの先を榎木淳弥、内田雄馬、中村悠一、諏訪部順一が生アフレコ

「ジャンプフェスタ2024」の「呪術廻戦」ステージ。 (c)SHUEISHA Inc. All rights reserved.

芥見下々原作によるTVアニメ「呪術廻戦」のステージが、千葉・幕張メッセで開催されている「ジャンプフェスタ2024」にて本日12月16日に行われた。

虎杖悠仁役の榎木淳弥、伏黒恵役の内田雄馬、五条悟役の中村悠一、両面宿儺役の諏訪部順一が登場し、原作のカットをふんだんに使用したムービーが上映されステージがスタートした。壇上ではまず、残すところ数話となったTVアニメ第2期の振り返りが行われ、アフレコ時の裏話などを披露する。オープニングムービーに見入ってしまった直後だからなのか、笑いなどの反応がまだそこまで大きくなかった観客に対し、この領域では笑うことしかできない領域展開をくらわせているなど、作品にかけた内容で煽る様子も見受けられた。

その後、4人がこれまで放送された第2期のエピソードから印象に残るシーンを発表するコーナーへ。「呪術廻戦」では“渋谷事変”や“領域展開”など、漢字4文字の表現が多く使用されていることから、4人は自分が選んだシーンについて4文字のタイトルを付けて説明。中村は、スタッフが原作の余白の部分を想像したり、その後の展開も踏まえたりしたうえでその内容を映像に織り込んでくれているという意味で“原作拡張”と銘打ち、五条と夏油が体育館で会話するシーンを挙げる。このほか榎木は“逆転音楽”と題し虎杖と脹相のバトル、伏黒は“超超超速”として恵と甚爾のやり取り、諏訪部は“宿儺先生”と銘打って宿儺と漏瑚の対話の様子をピックアップした。

そして、まだアニメ化されていないエピソードを選りすぐり、原作のコマに合わせて生アフレコを行う「先取り原画ライブ」を実施。アニメよりもかなり先のエピソードもピックアップされていたことについて、出演者からは驚きの声も上がった。

ステージ終盤には芥見からのメッセージを榎木が代読。「呪術廻戦が連載中でのジャンフェスは多分絶対これが最後です」というコメントが読み上げられたことから客席からは「えーっ」という声が聞かれた。このほかステージでは「呪術廻戦」のシリーズ累計発行部数が2024年1月4日発売の25巻をもって9000万部を突破することや、2024年夏に「芥見下々『呪術廻戦』展」が東京・渋谷ヒカリエにて開催されることも発表されている。