「後宮の黒猫金庫番」守銭奴ヒロインが後宮の無駄遣いに切り込む中華ファンタジー
楓ひなみ「後宮の黒猫金庫番」1巻が、本日12月5日に発売された。岡達英茉の小説を原作としたコミカライズ作品だ。
「後宮の黒猫金庫番」は、趣味は貯金、特技は商売という守銭奴に育った貧乏貴族の娘・蔡月花が、後宮の財政を立て直す主計官に任命されたことから始まる中華ファンタジー。月花は家業の織物店を繁盛させることに夢中だったが、父親は娘を皇后にするという夢を抱いており、月花は後宮入りする妃嬪を選ぶための秀女選抜に参加することに。選抜に落ちるため、月花はテストでわざと皇城に批判的な回答をするが、その態度が逆に評価されてしまう。主計官として、宮廷費を現状の半分にするという任務を与えられた月花が後宮内の無駄遣いに切り込んでいく姿が描かれる。