ドラマ「瓜を破る」まい子役は久住小春、鍵谷役は佐藤大樹 来年1月23日より放送

左から久住小春演じるまい子と佐藤大樹演じる鍵谷。

板倉梓原作によるTVドラマ「瓜を破る~一線を越えた、その先には」が、2024年1月23日にTBSの火曜深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送スタート。久住小春と佐藤大樹(EXILE /FANTASTICS)がW主演を務める。

「瓜を破る」は、30歳を超えて未だ性体験がないことをコンプレックスとしている会社員女性・まい子と、コピー機のメンテナンス会社で働く男性・鍵谷との関係性を描いた物語。久住はまい子役、佐藤は鍵谷役を演じる。久住と佐藤、そして原作者の板倉と田中美幸プロデューサーからはコメントが到着した。

原作マンガ「瓜を破る」は週刊漫画TIME(芳文社)で連載中。単行本は8巻まで刊行されている。

板倉梓コメント

撮影現場を見学させていただきましたが、キャストの皆さんや制作スタッフの方々が原作を丁寧に読み込んで、そのテーマや空気感、登場人物のことをとても大切にしながらドラマを作ってくださっていることがわかり、うれしかったです。原作者としても一視聴者としても、このドラマを見るのを楽しみにしています。

久住小春(香坂まい子役)コメント

監督とお話しさせていただいて、“普通に見えてこんな子が実は”という部分を重要視して役作りしました。例えば、普段の私は人と会話するとき、相手の目を見て話しますが、まい子は目を見て話すことができないキャラクターなので、そういった自分に自信がない様子や、少し内気な部分を精細に演じました。
ラブシーンは自分が出ていない作品では見たことがありましたが、実際演じるのはすごく緊張しました。スタッフの皆さんにたくさんご指導いただいて、無事に進めることができました。ラブシーンをはじめ、初挑戦の場面もたくさんあって、体当たりの演技をしています。
まい子という役は本当にたくさんの方に共感していただけるのではないかと思います。精一杯まい子を演じていますので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。よろしくお願いします。

佐藤大樹(鍵谷千里役)コメント

最初にこのドラマのお話をいただいたときは、すごくうれしかったです。漫画をイッキ読みしたら、内容も面白かったですし、原作ファンの方もたくさんいらっしゃるので、多くの方に愛されている作品をやるというプレッシャーを感じました。人に言えない悩みは誰しもが抱えているものだと思います。それを鍵谷はまい子と出会って乗り越えようとするし、まい子と出会ったことで中身も見た目も変わっていくという男の子かなと思います。今まで自分が演じたことのない役柄だったので、すごくフレッシュな楽しい気持ちで現場に臨んでいます。
普段の現場では、たくさん喋ってみんなを盛り上げるタイプですが、この現場においてはなるべく鍵谷でい続けたいと思い、現場で隅っこの方にぽつんといるようにしました。最初に久住さんにも、「静かにします」と断りを入れました(笑)。
抱えている悩みがそれぞれ違う人物が登場するので、きっと視聴者の皆さんにも共感できる部分がたくさんあると思います。鍵谷も、視聴者の皆さんにたくさん愛される人物であってほしいという願いを込めて丁寧に演じていますので、ぜひ鍵谷の成長とまい子さんとの関係を見守ってもらえたらうれしいです。

田中美幸プロデューサーコメント

『瓜を破る~一線を超えた、その先には』で描かれるのは、私たちの周りにいるであろう誰かの、ささやかな物語です。原作には30代処女、非正規雇用、事実婚、仕事と家庭の両立、ルッキズムの悩みなど、登場人物たちのそっと胸に秘めている感情がとてもリアルに描かれており、自分の友人の話を聞いているかのような感覚を覚えました。
本ドラマでも、素敵なキャスト、スタッフと共に、それぞれが悩んだ末に、自分の殻を破って踏み出していく姿を、丁寧に描いていきたいと思います。まい子と鍵谷の不器用でピュアな恋の行方を、最後まであたたかく見守っていただけるとうれしいです。

ドラマ「瓜を破る~一線を越えた、その先には」

スタッフ

製作:『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント
原作: 板倉梓「瓜を破る」 (板倉梓/芳文社刊)
脚本:おかざきさとこ、高橋幹子
プロデューサー:田中美幸、岩上貴則
配信プロデューサー:今井夏木、齊藤彩奈、杉山香織
監督:坂下雄一郎、枝優花

キャスト

香坂まい子:久住小春
鍵谷千里:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)

※高橋幹子の高ははしごだかが正式表記。

(c)『瓜を破る~一線を越えた、その先には』製作委員会