美しい申楽師と孤独な将軍を描く室町歴史ロマン、重松成美「花コイ少年」1巻

「花コイ少年」1巻

重松成美「花コイ少年」1巻が、本日12月13日に発売された。

「白い本の物語」「BABEL」などで知られる重松が描く本作は、室町時代の日本を舞台に、申楽師でのちに世阿弥となる美少年・鬼夜叉と三代目将軍・足利義満を描く歴史ロマン。父・観阿弥が率いる結崎座で芸を磨いていた鬼夜叉は美しい申楽を舞うと評判になり、足利義満の前で公演をすることになる。それをきっかけに義満の御所に入ることになった鬼夜叉だが……。本作はBE・LOVE(講談社)にて連載中。