「劇場版 ポールプリンセス!!」土屋李央、“ヤバすぎる”作中CGに「変態かな?」

中央左から日向未南、土屋李央、鈴木杏奈。

アニメ映画「劇場版 ポールプリンセス!!」の完成披露舞台挨拶が、本日11月18日に東京・新宿バルト9にて開催された。イベントには星北ヒナノ役の土屋李央、西条リリア役の鈴木杏奈、南曜スバル役の日向未南が登壇しトークを繰り広げたほか、東坂ミオ役の小倉唯からのビデオメッセージも上映された。

「ポールプリンセス!!」は主人公のヒナノをはじめとするポールダンスに魅せられた少女たちが、全国から屈指のポールダンサーたちが集う大会・ポールダンスジャパンカップに挑む物語。上映後に行われた舞台挨拶は、MCから感想を聞かれた観客からの盛大な拍手でスタートした。映画の完成版を家で観たと言う土屋は「家なのをいいことに『うええ!カッコいい!すげえ!』って言いながら観ていました」と話し、気持ちが昂ぶりすぎて日向に長文でLINEを送ったことも明かした。また映像の技術面についても「(ポールダンスショーの)CGがヤバすぎて変態かな?って思いました」と感銘を受けた様子。観終えたあとは「美しすぎて気づいたら涙を流していた」と告白した。

完成版を観てしっかりと泣いたと話す鈴木。「ショーが美しすぎたし、曲も全曲カッコよかった。リリアとスバルのダブルスになるまでの物語がアツい。あんなにきれいなポールダンスを観たら涙腺崩壊しますよ」と熱弁する。日向も「ドラマパートもポールダンスパートもボリューミーで。とても60分間の作品とは思えない」と心から感動していた。

続いて小倉からのメッセージムービーがスクリーンに映される。小倉が「(ヒナノ、リリア、ミオ、スバルの)4人のチームワークや、先輩チームとの試合も必見」「見どころが盛りだくさんなので、劇場の大きな画面で楽しんでいただけたらと思います」と語ると、キャスト陣は次々に「うれしい」「かわいい」と反応。日向は持ち込んだ私物の星型のペンライトを緑色に変え、スクリーンに向かって振っていた。

続いてそれぞれが演じるキャラクターとキャストの共通点に関するトークパートへ。土屋とヒナノの共通点として、鈴木は「ビジュアルがそっくり」、日向は「マイペースな性格」だと話すと、会場からは同意の拍手が起きた。それを受けた土屋は「自分で共通点を探すのは難しいですけど……2人が言うなら似てます!」と自信満々に似ている宣言をした。鈴木とリリアの共通点は「内面的な部分や、元気で引っ張っていってくれる感じが似ている」と土屋。スバルとの共通点として、鈴木から「普段からクールなところ」、土屋から「真面目でアツいところや、なにかに向き合う姿勢」が似ていると言われた日向は納得した様子を見せていた。

また3DCGで表現されたポールダンスショーの見どころについて、土屋が「ユカリ様のマントとか、やばいですよね!?」と会場に同意を求める場面も。「服の動き、カメラワーク……1回観ただけじゃ観きれないくらい、細かい部分に注目してほしいです」と話し、日向も何度も繰り返し観たいと同意していた。鈴木も「人によって(ショーの)セットが変わるので、目が足りない!」「顔、歌、全体、演出を見る回がそれぞれ必要です」と複数回観ることをおすすめする。

最後にキャスト陣からは締めの挨拶が観客に送られる。4月に劇場版の制作が発表されてから作品制作にいろいろと関わってきたと言う土屋。「制作陣の愛を感じる作品だなと思っていて、完成前から絶対にすごいものができると思っていました。やっと皆さんにお届けできてうれしいです」と締めくくりイベントは閉幕した……と思いきや、最後に観客一体となったサプライズがキャスト陣に向けて行われる。観客たちが入場時にもらった星が描かれた紙を一斉に掲げ、満点の星空を演出すると、3人からは「すごい!!」「カラフルできれい!」といった喜びの言葉が次々に発された。こうしてイベントは笑顔に包まれ、本当の閉幕を迎えた。「劇場版 ポールプリンセス!!」は11月23日公開。

「劇場版 ポールプリンセス!!」

2023年11月23日(木・祝)全国公開

スタッフ

監督:江副仁美
脚本:待田堂子
CGディレクター:乙部善弘
キャラクター原案:トマリ
アニメーションキャラクターデザイン:櫻井琴乃
音楽:東大路憲太
音楽制作:avex pictures
ポールダンス監修:KAORI(STUDIO TRANSFORM)
アニメーション制作:タツノコプロ
原作:エイベックス・ピクチャーズ、タツノコプロ

キャスト

星北ヒナノ:土屋李央
西条リリア:鈴木杏奈
東坂ミオ:小倉唯
南曜スバル:日向未南
御子白ユカリ:南條愛乃
紫藤サナ:日高里菜
蒼唯ノア:早見沙織
芯央アズミ:釘宮理恵

(c)エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/ポールプリンセス!!製作委員会