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「屋根裏のラジャー」に一龍斎貞友、かぬか光明、大谷育江、平澤宏々路、川原瑛都

スタジオポノック最新作「屋根裏のラジャー」の新たなキャストが発表された。

12月15日に公開される「屋根裏のラジャー」は、「メアリと魔女の花」のスタジオポノックが手がける約6年ぶりの新作長編アニメーション。イギリス文学協会賞などを受賞したA.F.ハロルドの小説「The Imaginary」が原作のファンタジー作品で、監督はスタジオジブリ出身の百瀬義行が務め、ラジャー役を寺田心、アマンダ役を鈴木梨央が演じる。

今回発表されたキャストは5人。イマジナリの世界で圧倒的な存在感を放つ、巨大なピンクのカバのイマジナリ・小雪ちゃん役は「くまのプーさん」のプーさん役で活躍する声優のかぬか光明が担当する。小雪ちゃんと仲良しで、骨の姿をしたイマジナリ・骨っこガリガリ役は「忍たま乱太郎」のしんべヱ役、「クレヨンしんちゃん」のマサオ役でおなじみの一龍齋貞友。ラジャーが一番最初に出会うロボットのイマジナリ、ドロン役は「ポケットモンスター」のピカチュウの声で知られる声優の大谷育江が務める。

さらにスタジオジブリの長編アニメ「アーヤと魔女」で主人公のアーヤ役を担当した俳優の平澤宏々路が、アマンダの同級生・ジュリア役で登場。ドラマ「コタローは1人暮らし」のコタロー役を務めた川原瑛都が、ラジャーたちが出会う少年・ジョンくん役として出演する。キャスト陣からは出演にあたってのコメントが寄せられた。

一龍齋貞友(骨っこガリガリ役)コメント

オファーを受けたとき、「骨っこガリガリは人間じゃないんです」と説明があったのですが、「人間じゃないほうが得意なんです」とお返事しました(笑)。映画ではそれぞれのキャラクターが生き生きと表現されており、表情もリアルで、ナチュラル。見てくださる方の心に染み入るように、たくさんの思いが込められていると感じました。この作品に関わらせていただいたことがとても光栄なことだと思っております。

かぬか光明(小雪ちゃん役)コメント

小雪ちゃんはピンクの見た目と中身も相まって可愛いキャラクターです。アフレコ時に監督、ディレクター、プロデューサーとキャラクターの方向性が定まるまで何度も試行錯誤をしましたが、自分の中の最大限の「可愛い」を表現しました。ここまで「可愛い」に特化したキャラクターを演じるのはある意味勇気が必要でしたが、とても楽しく挑戦させていただきました。

大谷育江(ドロン役)コメント

百瀬監督の作品の世界観がとても温かくて、ファンタジーなのにちょっとリアルでドキュメンタリーみたいな部分もあって、その世界に入れてもらえたのは、本当に嬉しい限りでした。
演じたドロンは、古き良き時代の象徴みたいで、姿を見て懐かしい。その物悲しいフォルムも含めて愛おしいキャラでした。躍動する絵がとにかく凄くて、楽しい怖い嬉しい切ない。観終わった後の余韻もぜひお楽しみいただきたいです。

平澤宏々路(ジュリア役)コメント

声のお仕事はまたやりたいと思っていたので、今回参加させて頂けてとても嬉しかったです。気持ちを真っ直ぐ言うだけでなく、より気持ちが前面に出ているような感じで演じようと気負わない形でジュリアを演じました。自分の意見をはっきり言えるジュリアの生き生きとした姿を、みなさんに楽しんでいただけたら嬉しく思います。

川原瑛都(ジョン役)コメント

僕が演じたジョン君は、普段は大人しくて優しそうだけど、想像(イマジナリ)の世界では勇敢でたよりになるカッコイイ子だと思います。ジョンくんと僕は「宇宙が大好き」という共通点があったので、すごく嬉しかったしアフレコの収録も楽しかったです。

「屋根裏のラジャー」

2023年12月15日(金)全国東宝系にて公開

原作:A.F.ハロルド「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」こだまともこ訳・ポプラ社刊)
監督:百瀬義行
プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック
製作:「屋根裏のラジャー」製作委員会
配給:東宝

キャスト

ラジャー:寺田心
アマンダ:鈴木梨央
リジー:安藤サクラ
エミリ:仲里依紗
オーロラ:杉咲花
ジンザン:山田孝之
ダウンビートおばあちゃん:高畑淳子
老犬:寺尾聰
ミスター・バンティング:イッセー尾形

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