「屋根裏のラジャー」新予告&本ポスター公開 ED担当はア・グレイト・ビッグ・ワールド
スタジオポノック最新作「屋根裏のラジャー」の新予告映像、本ポスタービジュアル、エンディング主題歌情報が公開された。
12月15日公開の「屋根裏のラジャー」。新予告映像では、少女・アマンダの想像した世界で冒険を繰り広げる主人公・ラジャーたちの姿、人間に忘れられると消えていく存在・イマジナリが暮らす美しい街並みが描かれる。また本ポスタービジュアルには、喜び溢れる表情が印象的なラジャーの姿が切り取られた。
エンディング主題歌は、アメリカの男性デュオのア・グレイト・ビッグ・ワールドが歌う「Nothing’s Impossible」に決定。彼らがクリスティーナ・アギレラとデュエットした楽曲「Say Something」に出会ったプロデューサー・西村義明は、その伸びやかで美しい歌声に魅了されたという。「ラジャーの人生は、自分たちの人生でもある。人生は歓びに満ち、そして悲しみに満ちていること、自分の人生は意味があること。ラジャーの人生を重ね包み込み、心に寄り添い残る曲。そして、力強く歌い上げる歌声で映画の物語を締めくくる主題歌がほしい」とア・グレイト・ビッグ・ワールドへオファーし、彼らが映画の物語と映画制作の姿勢に共鳴したことで、今回のコラボの実現に至った。
また「Nothing’s Impossible」には、「ファイト・ソング」で名を馳せたシンガーソングライターのレイチェル・プラッテンが参加。今回の発表に合わせ、ア・グレイト・ビッグ・ワールド、レイチェル、「屋根裏のラジャー」のサウンドトラックを手がけるレーベル、ミラノ・レコード代表のジャン=クリストフ・シャンボルドンからはコメントが到着した。なお同楽曲は、新予告映像でもその一部を聴くことができる。
さらに映画の公開に先がけ、「Nothing’s Impossible」が11月3日に先行配信されることが決定。映画のオリジナルサウンドトラックが12月6日に発売されることも明かされた。
「屋根裏のラジャー」は「メアリと魔女の花」のスタジオポノックが手がける約6年ぶりの新作長編アニメーション。イギリス文学協会賞などを受賞したA.F.ハロルドの小説「The Imaginary」が原作のファンタジー作品だ。監督はスタジオジブリ出身の百瀬義行が務め、ラジャー役を寺田心、アマンダ役を鈴木梨央が演じる。
ア・グレイト・ビッグ・ワールドコメント
スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」のために「Nothing’s Impossible」を手掛けられたことは非常に光栄でした。この美しい物語の本質を歌に込めようと懸命に努力しましたが、簡単なことではなく、スタジオポノックと何度も有意義な話し合いを重ねることでようやく出来上がりました。そして、数年前、同じ頃に一緒にニューヨークで舞台に立っていたレイチェル・プラッテンもこの曲の一員であることがとても嬉しいです。この曲を一緒に唄うメンバーとして彼女が提案されたことは予期せぬ素敵な偶然でした。
レイチェル・プラッテンコメント
スタジオポノックの新作「屋根裏のラジャー」は、闇の中で私たちを導く魔法と喜びに満ちています。友人でもあるア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアン・アクセルと一緒に唄った「Nothing’s Impossible」は、その真意と何より希望に共鳴した曲であり、それらは私自身の人生の道しるべでもあります。
この創造的な作品を体感することで、笑いや喜びをもたらし、そして頑張ろうと思える強い気持ちが皆さまの心に宿ることを願います。
ジャン=クリストフ・シャンボルドン(ミランレコード / ソニー・マスターワークス)コメント
この主題歌「Nothing’s Impossible」は、後世に残る作品に進化させることができる、滅多に起きない魔法が起きています。 ア・グレイト・ビッグ・ワールドとレイチェル・プラッテンは時代を超越した曲を見事に作り上げ、アマンダとラジャーの素晴らしい旅を完璧に美しく想起させる一曲!
イアン、チャド、レイチェルへ。グラミー賞とアカデミー賞で会えることを楽しみにしています。
「屋根裏のラジャー」
2023年12月15日(金)全国東宝系にて公開
原作:A.F.ハロルド「The Imaginary」(「ぼくが消えないうちに」こだまともこ訳・ポプラ社刊)
監督:百瀬義行
プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック
製作:「屋根裏のラジャー」製作委員会
配給:東宝
キャスト
ラジャー:寺田心
アマンダ:鈴木梨央
リジー:安藤サクラ
エミリ:仲里依紗
オーロラ:杉咲花
ジンザン:山田孝之
ダウンビートおばあちゃん:高畑淳子
老犬:寺尾聰
ミスター・バンティング:イッセー尾形
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