あfろ原作によるテレビアニメ「ゆるキャン△」が2018年1月4日より放送開始となる。その先行上映会が、東京・TOHOシネマズ新宿にて去る12月10日に開催された。
上映会では、メインキャスト4名が登壇してのトークショーを実施。各務原なでしこ役の花守ゆみりは2つ結び、志摩リン役の東山奈央はお団子ヘアーで、大垣千明役の原紗友里はメガネを着用、斉藤恵那役の高橋李依は飼い犬・ちくわをイメージした茶色くもこもこのカーディガンを羽織るなど、それぞれが自身の演じるキャラクターをイメージさせる出で立ちで登場した。
キャラクターについて質問されると花守は「なでしこちゃんを演じる際には、作らない自然なかわいさを意識しています」と回答。東山は「姪っ子が走り回っているみたいなかわいさです!」と花守演じるなでしこのキュートさをアピールしつつ、自身が演じるリンについては「静かに穏やかにキャンプを楽しむソロキャンパー」と紹介した。「千明はテンションの高い女の子。好きに演じさせていただいています(笑)」と言う原に対し、東山は「原さん自身もみんなのムードメーカーです」とコメント。高橋は、自身が演じるキャラ名に合わせて「斉藤さんだぞ!」と某芸人の真似を披露し、会場を沸かせた。
トークショーには不在の豊崎愛生演じる犬山あおいについて「あおいちゃんはツッコミとボケのバリエーションが多彩。千明とセットでお楽しみください」と原が言及。豊崎はアウトドア派でキャンプ経験も豊富だが、4人はプライベートでキャンプをしたことがないことから「打ち上げはキャンプにしますか!」と盛り上がる場面も。
またスペシャルゲストとしてオープニングテーマ「SHINY DAYS」を担当する亜咲花、エンディングテーマ「ふゆびより」を担当する佐々木恵梨も登壇。亜咲花は「キャンプに行くまでの道のりや準備をしているときのドキドキワクワク感をお伝えしたいです」と、佐々木は「ゆるくてピースフルなキャンプの楽しい景色を想像して作詞・作曲しました」とそれぞれ生歌を披露した。
ラストに花守が「美麗な絵、彩る音楽、キャラクターの声など、すべてが重なって生まれるきれいな空気感を、ぜひたくさんの方に楽しんでいただければと思います。そして、全12話を見終わって、キャンプに行きたい!と思っていただけたらうれしいです」とアニメに対する意気込みを語り、イベントは幕を閉じた。
「ゆるキャン△」は、あfろがまんがタイムきららフォワード(芳文社)で連載しているアウトドア系ガールズストーリー。キャンプ初心者の各務原なでしこと、1人でキャンプをするのが好きな志摩リンという2人の女子高生の出会いから物語が展開される。
(c)あfろ・芳文社/野外活動サークル