鎌池和馬原作・strelka作画「とある暗部の少女共棲(アイテム)」、まさこりん原作・夏野うみ作画「悪役貴族として必要なそれ」という小説のコミカライズ作品2本と、紺矢ユキオ「幼なじみの高校生のあいだに肉体関係は成立するか。」、シスイ青「カノジョをキャラメイク!」というオリジナル作品2本の新連載が、本日10月27日発売の月刊コミック電撃大王12月号(KADOKAWA)で一挙にスタートした。
「とある暗部の少女共棲(アイテム)」は、小説「とある」シリーズのスピンオフ作品。学園都市で表沙汰にはできない任務を請け負う暗部組織の精鋭部隊・アイテムの物語だ。第1話では、非公開研究施設をアイテムが襲撃する様子が描かれる。「悪役貴族として必要なそれ」はファンタジー小説「ライナナ国物語」の世界に転生し、闇組織を操る黒幕アブソリュート・アークになってしまった主人公の物語。ストーリーが進めば勇者に殺されるが、原作通り悪役として生きることを決意したアブソリュートは、絶対悪として勇者に打ち勝つ道を探す。
「幼なじみの高校生のあいだに肉体関係は成立するか。」は、のどかな田舎を舞台に年頃の高校生男女4人を描く青春ストーリー。部屋に着くなり昼寝してしまった少女・侑香を尻目に、残りの3人は勉強しながら恋バナを始める。恋人とは何か、友達とは何かと議論が交わされる中で立ち上がる「俺らって何なんだろ」という疑問。そこから4人の意外な関係が明かされる。「カノジョをキャラメイク!」は、痩せすぎのコスプレイヤー・ラピスラズリに主人公・中洲真が料理を振る舞うコスプレ&グルメ作品。第1話では、ゲームショーの会場で2人が出会う様子と、真の気が付かなかったラピスラズリの正体が明かされる。
また新たなマンガ賞「電撃大王コミック即日賞」の告知も今号には掲載。事前応募もしくは12月3日に開催されるCOMITIA146の会場で作品の投稿を募集し、その日のうちに審査を行い午後3時に会場で結果発表を行い、大賞獲得作品の電撃大王本誌への掲載を確約するというスピード感のある新人賞になっている。詳細は公式の告知で確認を。