アニメ「チェリまほ」来年1月放送　柘植役は古川慎、湊役は佐藤元、音響監督に宮村優子

2023年10月13日2023年10月13日 editor

柘植将人のキャラクタービジュアル（左）と、古川慎（右）。

豊田悠原作によるTVアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が、2024年1月よりテレビ東京ほかで放送されることが決定。合わせて追加キャスト、ティザーPVが公開された。

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」は、童貞のまま30歳を迎えた主人公・安達が「触れた人の心が読める魔法」を手に入れ、同僚のイケメンエリート・黒沢が自分に思いを寄せていることを知ってしまうことから始まるBL。追加キャストとして、安達の友人で恋愛小説家の柘植将人（つげまさと）役を古川慎、柘植の家の宅配エリアを担当する配達員・綿矢湊（わたやみなと）役を佐藤元が演じる。

ティザーPVには安達、黒沢に加え、柘植、湊が登場。ひょんなことから黒沢の気持ちを知ってしまい戸惑う安達の様子や、涼しい顔をしながら心の声がダダ漏れてしまう黒沢の姿などが映し出される。また小林千晃演じる安達、鈴木崚汰演じる黒沢、古川演じる柘植、佐藤演じる湊のキャラクターボイスも聞くことができる。

さらに音響監督を、声優としても活躍する宮村優子が務めることも明らかに。古川、佐藤、奥田佳子監督、宮村からはコメントが到着した。古川は「柘植さんはとんでもないイマジネーションを持った男で、彼の心中をディレクションを通して理解してゆく日々、大変勉強になりました」、佐藤は「ツンが9のデレが1くらいの人ですがこの『1』がすんごいんです！何もうこの子本当にずるいわ！となってしまいます（笑）」と自身が演じるキャラクターについて述べ、奥田監督は「キャストの皆様の生き生きとそして繊細な、時に愉快な!?お芝居にも大注目です」とアピール。宮村は「疲弊する私達の毎日に、黒沢・安達、柘植・湊が幸せになってくれるだけで、ぽかぽか癒しのエネルギーが湧いてくるようなそんな作品を奥田監督と共に目指しました」と作品作りに込めた思いを語っている。

古川慎（柘植将人役）コメント

柘植役を務めさせていただきました、古川慎です。
以前TVドラマ化もされた「チェリまほ」。
柘植さんはとんでもないイマジネーションを持った男で、彼の心中をディレクションを通して理解してゆく日々、大変勉強になりました。
30歳の魔法使いとカップル達の物語、見届けていただければ幸いです！

佐藤元（綿矢湊役）コメント

綿矢湊役を演じさせていただきます、佐藤元と申します！
湊君は一見クールでどこかツンツンした印象を最初は受けると思いますが、
内に秘める想いは非常に素直で、見れば見るほど愛らしくなっていくこと間違いなしです！
ツンが9のデレが1くらいの人ですがこの「1」がすんごいんです！
何もうこの子本当にずるいわ！となってしまいます（笑）
また、湊君と同じくらいの年代の方が抱える悩みなどもリアルですので
個人的に作中で一番共感がしやすいキャラクターなのかなと思っています。
そんな強烈なデレ「1」を持つ湊君を、チェリまほを、お楽しみに！

奥田佳子（監督）コメント

「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」と聞くと異世界ファンタジー？などと思ってしまうかもしれません。
このお話は、ちょっと不思議な力がきっかけで目覚めていく気持ちに一喜一憂してしまう男の子たちの恋愛模様と成長を、そっと見守っているような普通の日常の物語です。
そして観ながら一緒にキュンとしたりちょっと幸せな気持ちになれる不思議な物語です。
キャストの皆様の生き生きとそして繊細な、時に愉快な!?お芝居にも大注目です。
アニメの放送をお楽しみに！

宮村優子（音響監督）コメント

年々暗い事件やニュースが増える中で、どう私達は生きていけば良いのか常に考えさせられますよね。疲弊する私達の毎日に、黒沢・安達、柘植・湊が幸せになってくれるだけで、ぽかぽか癒しのエネルギーが湧いてくるようなそんな作品を奥田監督と共に目指しました。役者さんたちの熱量もそうですが、スタッフ一同、作品愛をたぎらせて作り上げております。お楽しみに！

TVアニメ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」

2024年1月にテレビ東京ほかで放送開始

スタッフ

監督：奥田佳子
キャラクターデザイン：岸田隆宏
シリーズ構成：金春智子
美術設定：古宮陽子
美術監督：佐藤豪志
色彩設計：中山久美子
撮影監督：久保田淳
編集：兼重涼子
音響監督：宮村優子
音響効果：小山健二
音響制作：ダックスプロダクション
音楽：長谷川智樹
音楽制作：エイベックス・ピクチャーズ
アニメーション制作：サテライト